どうも、教師を経験し、無料塾(GRIT LEADERS SCHOOL)を立ち上げたハネジュンです。
本記事では、「教師とブログは、相性最高!」という内容を書いていきます。
何が最高なのかというと、
・自分の実践をアウトプットできる場所となる。
・書くことで「メンタル」が安定する。
・積極的にインプットしようというモチベーションになる。
というようなメリットがあるのです。
現役で教師をされている方であれば、納得していただけると思うのですが、
「教師という仕事は、常に学び続ける必要がある。」
ということは、自明の理ですよね。
子どもだけでなく、人間は「環境」に強い影響を受けます。
よく言われているのは、
「子どもに読書をしてほしい!と望むのであれば、親が読書習慣をつけることが大事!」
ということ。
そうです!
担任する子どもたちに「勉強」の楽しさを伝えたいのであれば、
「教師自身が常に勉強を楽しみ、自分をアップデートしている姿を見せること。」
こそが、最大のメッセージとなるのです。
とはいえ、分かっています。
「時間がない。」
という心の叫びが痛いほど伝わってきます。
確かに、会議が終わって「では、残りは教材研究にあててください。」と言われ、時計を見上げると16時30分。
「15分で何ができるんじゃい。」
と、心の中で叫んだ覚えは、何度もあります。
#あくまでも、心の中で
現状のシステムでは、「子どもたちに質の高い学びを提供したい!」という思いを強めれば強めるほど、いわゆる「ブラック」という仕事になっていくのはいなめません。
しかし、「ブラック」でも「ブラックだ!」と強く主張しない職種が「教師」であることも知っています。
なぜなら、みんな「子どもたちと楽しく勉強することが好きだから!」に他なりません。
完全に「勤務時間を守る」という働き方を望むのであれば、まず「教師」という仕事は外すべきですよね。
しかししかし!!
だからと言って、「あなた」の充実した人生を「子どものために使え!」と言っている訳ではありません。
そうです!!
「教師こそ、人生を楽しみ、人生が楽しいということを子どもたちに身をもって教えてあげるべき!!」
だと、僕は思っています。
だからこそ、「子どもたちに使う時間」と「自分のために使う時間」を上手く使い分け、自分自身のスキルアップにつなげる必要があるのです。
しかし、意外と多くの先生方が悩んでいるのは、「時間を作ったとして、何をしたらいいの?」というお悩み。
そんな「悩み」に応えようとこんな記事も書いてみました。

しかし、「そうは言っても習い事にいく余裕はないな。」という方もいらっしゃるでしょう。
外ならぬ、僕もその一人です。
では、発想を転換し、「自分のスキルアップにつながり、子どもたちのためにもなる趣味」というのはいかがでしょう。
そう、それこそが「ブログ」なのです。
その理由は、すでに3つあげさせていただきましたが、繰り返すと、
「インプットをして自分のスキルアップにつなげたことをそのままアウトプットするだけでいい。」
というところが「教師とブログ」の相性がよいところなのです!!
もちろん、学校での実践や教材研究をして作成した「授業案」や「ワークシート」をブログ化しておくのもよいでしょう。
多くの先生が、優れた実践や教材を埋もれさせてしまっているのではないでしょうか。
その「もったいない部分」を自分の「ブログ」が解決してくれるのです。
ここまで、教師視点から僕の「ブログ愛」をとうとうと語りましたが、ここからは、「具体的なメリット」について書いていきますので、気になる方は、ぜひとも読み進めてくださいね。
「教師」が「ブログ」を書くことのメリットとは。
いよいよ、ここからが「教師×ブログ」のメリットです。
たくさんのメリットがあるのですが、この3つにしぼって書いていきますね。
- 日々の業務の延長線上でできる。
- コストをおさえることができる。
- 教職以外で使えるスキルとなる可能性がある。
もっと「教師目線」で書こうと思ったのですが、細かい部分は、チャレンジしてもらえれば実感していただけると思いますので、ちょっと違った角度からメリットを3つあげました。
では、具体的に僕の経験も含めて解説していきますね。
【教師×ブログ】日々の業務の延長線上でできる。
教師は、とにかく「時間がない」ということが至上命題です。
しかし、いくら「時間がない」と連呼していても、「時間」はふってわいてくれません。
だからこそ、「教師としてのスキルアップ」と兼ねた趣味をもつことが一番効率がよいのです。
そう考えて「教師」という職業を振り返ってみて最大の特徴は、
「インプットをして、分かりやすくアウトプットするのが上手い!」
というのが、最大の特徴ではないでしょうか。
まだまだ、知識としてインプットされていない子どもたちに対して、情報をド直球で投げ込むのではなく、「この子どもたちの実態だったらどのように教えたら伝わりやすいかな。」とワンクッションおいて教えることに長けているはず。
ということは、そのスキルをもっと拡大解釈していくと、
「どのようなことでも、かみくだいて分かりやすく伝える能力に長けている!」
と言えるでしょう。
そして、「ブログ」というのは、「何かしら分からないことがあって調べた人に情報を提供する」というもの。もちろん、より分かりやすければ、情報の受け取り手として嬉しいことこの上ないでしょう。
ほら!「教師」が向いていると思いませんか。
そして、見逃してはいけないのは、
「教師は、常に情報をアップデートし続ける宿命にある。」
ということ。
教科特性にもよりますが、日々変化している社会に対して、情報をはりめぐらし、自分の情報をアップデートしていかないと、正しい情報を分かりやすくかつ、おもしろく伝えることはできません。
そんな「学び続ける教師」の働き方に残念な部分があります。それは、
「アップデートした情報は、受け持つ子どもたちにしか披露されない。」
ということ。
もちろん、普通の「教師」は、それが当たり前だと思って授業をしているので、その考え方を否定するような気持ちは全くありませんが、少しもったいない気もしませんか。
むしろ、「自分が教材研究した情報をまとめる場所」として「ブログ」という場所を活用していこうではありませんか。

【教師×ブログ】コストをおさえることができる。
ここまでは、分かったと!
しかし、「時間」の次に気になるのは、「コスト」ですよね。
もちろん、何かしらのスキルを獲得する訳ですからそれなりのコストがかかることを覚悟しなければなりません。
というのは、通常の習い事。
なんと、「ブログ」は、「無料」でございます!!
そして、「即始めることができる!!」というメリットもあるのです!!
ただし、「有料のブログ」が存在していることもご存じでしょうか。
しかも、「有料」といえど、「月々1000円少々で始められる。」というのも事実です。
「じゃあ、無料と有料はいったい何が違うんだ?」
というのは、当然の疑問ですよね。気になる方は、別記事をご覧ください。
ざっくりな答えで良いのであれば、
「無料は、書いた記事の権限をもてないけれど、有料だと全部自分が好きなように作れるよ!」
という感じでしょうか。
「無料は、代理店契約で、有料であれば、自分の会社として運営できる。」
みたいなこと。伝わったでしょうか?
何を隠そう、僕もこの「ハネジュンブログ」とnoteというプラットホームを使って記事を更新しています。どのように使い分けているのかというと、noteには、2000から3000文字のアウトプットをし、その記事がたまってきたら、この「ハネジュンブログ」にまとめるという流れで作っております。
noteさんもかなり盛り上がっているプラットホームなので、ないとは思いますが、「今日で閉店します!」という事態になったら、これまでこつこつと積み上げてきた僕のnote記事がなくなってしまう可能性があるということです。
しかし、有料のブログであれば、自分自身が運営母体なので、自分で「おれ、ブログやめるわ!」と打ち切らない限り続いていきます。
もちろん、契約更新しないと表示されなくなりますよ。
#ブログ2年目更新料が引き落とされず非表示になったときは焦った
このように、「ブログ」といっても、かなり奥深い世界。
もちろん、最初から本気を出すのではなく、noteのような無料ブログをこつこつ更新していくうちに、楽しさを見いだして「もっとカスタマイズしたい!」というモチベーションが高まってから「有料」に切り替えることも全然ありです!!
ぜひとも、ご検討ください。

【教師×ブログ】教職以外で使えるスキルとなる可能性がある。
ここからは、「教師」の働き方にもかかわる話です。
突然ですが、「あなたは、教師としてどのようなスキルに長けていますか?」。
「唐突に何よ?」
と、気分を害された方、すみません。
私事ですが、子どもたちの前に立って授業をするときに、ついつい言いがちな、
「大人になったら・・・。」
とか、
「社会に出たら・・・。」
という言葉が、ものすごく、心の底からひっかかっていました。
僕も、大学を卒業してそのまま教職まっしぐらでしたので、厳密に言うと「教師」という角度からしか「社会」というものは語ることができません。
そんな僕が、まだまだ余白のある子どもたちに対して「大人」とか「社会」を押し付ける権利はないのではないかと常に自問自答していたのです。
「急に真面目になったな。」と思われた方。そうなのです!僕が気になっていたのは、
「教師というスキルしかもたない大人が、子どもたちの開けた未来を、開けた可能性を狭めてしまうのではないか。」
という危機感。
そんな、危機感を抱いたことが、「ブログ」を始めるきっかけでした。
もちろん、「教師」は、契約状況によっては、別の職種で自分のスキルを試すということは難しいでしょう。
しかしながら、「自分のスキルを試す」ということは、紛れもなく「自分を見つめ直すこと」であり、間違いなく、「目の前の子どもたち」に提供できる経験値となるのです。
僕は、ブログを始めて2年を経過しましたが、
- 読み手に興味をもってもらう文章術
- 途中で飽きさせない工夫
- 画像選択やアンダーラインでの見せ方
- 多くの人に読んでもらうSNS運用
- 誰かの「悩み」を解決できたという達成感
などなど、「ブログ」を運営していく上で必要なスキルを1から磨いてきました。
もちろん、まだまだ未熟な部分は多々ありますが、そのように「自分の課題を明確にして解決していく」というのは、まさに「探求型の学習」と同じなのです。
そう!自分自身が日々学習してアップデートしているからこそ、「子どもたちにかける言葉の重みが増す」のです。
文章術なんてのは、国語の授業に直結しますよね。
学校で学ぶ内容ではありませんが、
「最初に結論を書いて、読むことで何が分かるのかをはっきりさせた方がいい。」
とか、
「題名には、具体的なキーワードとか数字を入れた方が、読み手をひきつけられる。」
というのは、「学校では教えてくれないリアルな学び」なのです。
そうやって、「教師」自身がリアルな社会の中で試行錯誤したことにこそ、
「自信をもって教えることができる最高の授業」
になるのです!!
「教科書『を』教えるんじゃない、教科書『で』教えるんだ。」
なんて、若手時代には先輩方から言われましたが、もしかすると、今の時代感では、
「教科書『で』教えるんじゃない。自分の実体験から教えるんだ。」
ということも成り立つのかもしれません。
子どもたちの「社会」は、日々急速に進化しています。
だからこそ、従来の「授業」に子どもたちを当てはめていくのではなく、今の時代に合わせて「教師」がバージョンアップして子どもに「授業」を提供すべきなのです。
しかし、「教師」の弱みは、リアルな「社会」について身をもって知る機会が少ないということ。
そんな「社会」とのつながりを「ブログ」を通して感じてみてはいかがでしょう。
何事も、「やってみた人しか分からないこと」はあるのです!!
まとめ。
本記事では、「教師という職種がブログに最適な理由」を書きました。
その根拠は、次の3つ。
・日々の業務の延長線上でできる。
・コストをおさえることができる。
・教職以外で使えるスキルとなる可能性がある。
ぜひとも、「教師」という職業のアップデートのお供に「ブログ」という可能性を検討してみてくださいね。
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