テクノロジーの進化により、学校の在り方も大きく変わっています。そんな変化の時代において、
「あなたは、学校へ通いますか、それとも通いませんか?」
なんて会話が”普通”になる時代がくると確信しています。
僕自身、小中学校時代に不登校を経験したのですが、そもそも「不登校」という言葉自体、「学校へ通う」という前提があるからこそ成立する訳で、このままの流れでテクノロジーが進化し続けるのであれば、新しい学校のかたちが生まれ、「不登校」という言葉は消滅するでしょう。
そんな未来の教育の可能性についてさらっと解説します。
【不登校のない社会】家庭からでも授業を受けることができる
一人一台iPadやchrombookが配付され、「オンライン」という参加方法も当たり前となりました。
ただ、「オンライン授業」には課題が山積みであり、肝心の子どもたちが学びやすいかと言えば、疑問が残ります。よほどの設備を準備しなければ、「聞こえずらい音声」と「分かりずらい映像」という二重苦状態。先生との個人的な対話なんてのは皆無です。
しかし、この問題は既に解決の方向へ向かっています。その方法とは、
が現在の技術では可能なのです。
「OriHime(オリヒメ)」というプロジェクトをご存じでしょうか。

筋委縮性側索硬化症(ALS)などの難病患者がリモートで病床から操作し、カフェで接客するといった社会との接点をもつことができるといった価値を提供しているのです。
ホームページを見ると、教育分野にも拡大している模様。もしかしたら、子どもたちに紛れてロボットが出席するなんて教室が普通になるかもしれません。
【不登校のない社会】家庭にいながら、学校での活動に参加できる
さらに時代を進めていくと、自分の分身であるロボットが「係活動」や「当番」までこなしてしまうかもしれないのです。
そんな夢の技術を提唱しているのが韓国の自動車メーカーであるヒュンダイ。「メタモビリティ」という技術を研究しているのです。ここからは、話が込み合い僕の理解も追いついていないのでさらっと紹介します。
「#Web3とメタバースは人間を自由にするか」に掲載されていた例では、
「仮想空間で仮想ペットにエサをやると、現実世界では、ロボットがリアルペットにエサをやる」
ということが可能であるということ。
もう少しだけ説明を付け加えさせてください。
①あなたは、仕事の休憩時間に愛犬にエサをやろうと思い立ちました。そして、特殊な機械を装着し、仮想空間にある”あなたの家”に行きました。
②仮想空間のあなたの家には、仮想愛犬がいます。あなたは、仮想愛犬にエサをやりました。
③同時に、リアルな”あなたの家”に待機していたロボットが動き出し、リアル愛犬にエサやりをしました。
ということができるかもしれないのです。
簡単にいえば、「仮想空間」と「現実世界」がつながっていて、「仮想空間であなたがした行動が、リアル空間にいるあなたのロボットが同じことをする」ということ。
なんとも不思議な感じですよね。ということはですよ。
子どもさんが「仮想学校」で、「仮想うさぎロボット」へエサをあげたとすると、「リアル学校」の「子どもロボット」が「リアルうさぎ」にエサをあげていることができるということなのです。
こんな世の中になったとしたら間違いなく「不登校」なんてカテゴリはなくなっていることでしょう。
まとめ
本記事では、「学校への参加方法が多様になることで不登校はなくなる」という内容をまとめました。
テクノロジーは進化しますが、後戻りはしません。楽しい未来が待ち構えていることを見据え、自分にできることを見直していこうではありませんか。
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