・人見知りで、初めての場所に行くのをいやがる。
・もっと元気にあいさつしてくれたらいいのに。
・自分から話しかけられなくて、友達ができるか心配。
小学校入学をひかえた子どもさんのいる親御さんからは、こんな心配の声がきかれます。
このような子どもさんは、もしかしたら「内向型」の性格なのかもしれません。
ただ、「内向型」だから問題ということでは全くありません。
むしろ、「内向型」という性格を認め、活かすことにより、素晴らしい成果につなげることができます。
だからこそ、まずは子どもさんの性格をざっくりでも把握することが大切ですよね。
そこで、「内向型」なのか「外向型」なのかが分かる20の質問をまとめました。
もちろん、子どもさんだけでなく、大人の方も使うことができますので、ぜひ、子どもさんと共にチャレンジしてみてください。
「内向型」か「外向型」が分かる20の質問
次の質問に対して、「あてはまる」と思えば〇を、「あてはまらない」と思えば✖をつけてください。はっきりと決められない場合は、比較的近いと感じるほうでかまいません。
- グループよりも1対1の会話が好き。
- 文章のほうが自分を表現しやすい。
- 一人の時間を楽しむことができる。
- 周りの人に比べると、他者の財産や名声、地位に興味がない。
- 内容のない世間話には興味がないが、興味のある内容について深く話し合うのは好き。
- 「聞き上手」と言われる。
- 大きなリスクはおかさない。
- 誰からも邪魔されることなく没頭できる作業が好き。
- 誕生日は、家族や親しい仲間数人と祝いたい。
- 「物静か」、「落ち着いている」と言われる。
- 作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない。
- 他人と衝突するのがきらい。
- 作業に一人で取り組むことで最大限に実力を発揮できる。
- 考えてから話をするタイプだ。
- 外出して活動をすると、その活動がたとえ楽しかったとしても「消耗した」と感じる。
- 電話がかかってきても、後回しにすることがある。
- どちらか選べるのなら、「いそがしい週末」よりも「何もすることのない週末」を選ぶ。
- 一度に複数のことを楽しめない。
- 集中するのは簡単だ。
- 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ。
さて、20の質問に対して〇はいくつだったでしょうか?
お気づきのように、この質問に対して〇の数が多ければ多いほど「内向型」の可能性が高くなります。
しかし、心に留めておいてほしいのは、「内向型の傾向があるかもというくらいのスタンスで理解しておいてほしい。」ということです。
その上で、「自分にあった生活スタイル」、「自分に合った取り組み方」を追求していきましょう。
親御さんであれば、子どもさんの性格特性をざっくりと理解した上で、「どのような環境に身を置くことで、子どもが力を発揮できるのか。」と、作戦を立てることに使えます。
ぜひとも、20の質問から得た結果をもとに、これからの人生を”よりよく”生きるヒントとしてくださいね。

📘参考 #内向型人間のすごい力
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