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【小学生の塾通い】学習効果を上げる塾選びのポイント~子どもの意欲を学習効果につなげるために意識したいこと~

子どもさんの「塾通い」を考えたことがあるでしょうか。

小学生として学校へ通っていると、「友達」に大きな影響を受けるでしょう。様々な研究結果から、

「子どもの人格形成には、親御さんの子育てよりも友達関係を含めた『環境』が大きな影響を与える。」

と言われています。

だからこそ、小学校中学年くらいになると、

「友達が言っているから塾へ行きたい。」

と言い出す子どもが増えてきます。

もちろん、塾通い意外の習い事に興味を示す子どもさんもいらっしゃいますが、「みんなが塾へ行っている。」という子どもの言葉は、親の立場からしてもなかなか気になる情報であるはずです。

しかし、気になると言えども小学生から対象とされる塾は思った以上に多種多様です。「集団指導」か「個別指導」かという学習形態から、「学習内容」にいたるまで、それぞれの塾が特色を打ち出し、子どもの学力向上を促そうとしています。

僕は、10年以上教師として高学年を中心に担当してきましたが、

「先生は、うちの子をどの塾に通わせたらいいと思いますか。」

という相談もたくさん受けてきました。

残念ながら、「あなたのお子さんは、この塾へ行きましょう!」という具体的なアドバイスはできません。しかし、今まで約5000人の小学生を担任し、そのほとんどの子どもたちが、塾へ通っていた様子を見てきた結果、塾へ通う際に、

「子どもさんと十分に話し合う必要がある!」

ということは、心の底から確信してアドバイスしています!

その理由としては、

・小学生から塾へ行くことで、「勉強嫌い」が進む可能性がある。
・塾に通わせておけばOKという意識が、逆に「成績を下げる」結果となる。
・「体調面」や「精神面」が不安定になり、落ち着いた学校生活を送れない。
・単純に「費用」と「学習効果」が釣り合っていない。

というような様々な問題を引き起こす可能性があるからです。

これらの問題が起きる共通の原因は、

「子どもの学習スタイルに合っていない塾へ通っていること。」

から引き起こされます。

考えてみてください。通い始めは、興味・関心MAXで楽しそうに出かけて行った子どもも、1か月、2か月と通い続けるうちに、「何かつまんない。」「めんどくさい。」「行きたくない。」と言い出したとしたら、あなたは何といいますか。

この問題の正解は、

「じゃあ、やめようか。」

です!!

しかし、現実的に「やめる」という決断は難しいのではないでしょうか。

「既に払ってしまった高額な塾の費用。」
「ここでやめさせるのは、『甘え』なのではないかという思い。」
「塾をやめた後の学習面の不安。」

などなど、大人の不安が高まり、「もうちょっとがんばってみなさい!」と言ってしまって、なあなあな状態で続けるというのは、本当にたくさんの子どもたちが現在進行形で経験しているリアルな姿です。

この状態が長期化すると、先に述べたような「勉強嫌い」、「学校でのいざこざ」、「塾さぼり」が始まり、学習の習熟を高めている場合ではなくなります。

では、このような最悪な状態を引き起こすことなく、「子どものモチベーションを高めたまま塾へ通う。」ためには、どうしたら良いのでしょうか。

本記事では、小学生のうちに塾通いをお考えの親御さんが、ぜひとも子どもと話し合い、塾選びの参考にしていただきたいことをまとめましたので、塾へ通い始める前に参考にしていただけたらと思います。

目次

▶小学生の塾通いする前に確認しておきたいこと。

これまで10年以上教師として子どもと関わってきましたが、塾へ通い始めるのは、小学校5・6年生からが多いです。実際に通い始めるのは、高学年ですが習い事の1つとして候補に入って考え始めるのは、早ければ3年生あたりでしょう。

では、なぜ3・4年生あたりで塾へ通うのかを考え始めるのかというと、次の2つの理由に分かれます。

①中学校受験を視野にいれた受験コース。
②小学校での学習内容の補填。

大きく分けるとこの2つの理由になります。

①の中学校受験ですが、既に視野に入れているご家庭は、だいたい4年生あたりから塾へ通い始めます。そして、学習内容は、「学校で学習しない発展問題。」に取り組むことが多いです。

もちろん志望校によりますが、小学校4年生から目指すような学校は、小学校で学習する内容で点数が取れるような問題ではありません。だからこそ、塾へ通って志望校専用の学習をする必要があるのです。

②の学習補填ですが、小学校も中学年位になると、学習内容が複雑になり、「苦手意識」が生まれてきます。もちろん、学習は積み重ねなので問題ない子どもさんもたくさんいるのですが、1か所でもつまずくと、次の学年になったときに、基礎・基本ができていないために、新しい学習内容が理解できず、「分からない。」が連鎖していきます。

そのような子どもの実態があるのであれば、「小学校で復習を充実させるべきではないのか。」というご指摘があると思います。本当に最もなのですが、現在の小学校教育では、個に即した復習というのは難しいと言わぜるを得ません。その理由はたくさんあるのですが、全てが「基本的な授業スタイルが集団指導」であることに起因します。あくまでも「学級」単位で授業を進めていかなくてはなりません。40人近い子どもが同じ学級にいるのですから、学び方のスタイルは多様であるのは当然ですが、40人に対して教師1人。そして、子どもたちの学習達成度はばらばらである現在の状況では、個別の支援を充実させたいと思っていたとしても、実質不可能なのです。

このような教育現場の事情があることから、「学習内容の補填」という塾の需要が生まれているのですが、あなたの子どもさんが塾へ通う意向を示したときに必ず話し合っておいてほしいことがあります。

  1. 子どもさんが塾へ通う「目的」
  2. 子どもさんの「学習スタイル」
  3. 子どもさんの「生活スタイル」

少なくともこの3点は十分に話し合い、「塾へ通っている自分」を具体的にイメージして、「本当に今、その塾に通うことを望んでいるのか。」を確認しましょう。そして最大のポイントは、

「子ども自身が選んで通っている!」

という事実です。何事も「やらされている。」という意識は長続きしない原因となります。嫌になったときの言い訳にもなりますしね。あくまでも、「自分が選んで通っている。」という意識をもって通い始められるよう話を進めましょう。

▶小学生からの塾通いのために子どもと決めること。

では、具体的に何をどのように話し合っていくべきなのかをまとめていきます。

先ほども書きましたが、

  1. 子どもさんが塾へ通う「目的」
  2. 子どもさんの「学習スタイル」
  3. 子どもさんの「生活スタイル」

この3点について子どもさんと話し合い、見通しをもった状態で塾通いを始めることが、学習効果を最大限に発揮することにつながります。

①子どもさんが塾へ通う「目的」を確認する。

まずは、大前提を子どもさんと確認しましょう。それは、

「何のために通うのか。」

ということです。

「何のため」というのは、「通いたい私立中学校へ合格するため。」は、明確な理由ですよね。学習の補填であれば、「算数のわり算が苦手だから、解けるようにしたい。」というのも立派な目的です。もちろん、子どもさんによっては「学校の勉強は何も困っていないけれど、もっとたくさん問題を解きたい。」という知識を広げる目的で通うことも良いでしょう。とにかく大切なことは、

「自分が何のために塾へ通い、どのようなゴールを目指しているのか。」

ということを子どもさん自身が理解してスタートすることなのです。

あまりおすすめできない理由としては、

「友達が通っているから。」

は、大変危険ですね。塾通いは楽しいものの「友達と長い時間しゃべれるから。」という理由が塾通いのモチベーションであれば、塾での学習効果は期待できないと思った方が良いでしょう。

また、

「親に言われたから。」

という理由も学習効果は期待できません。何事もそうなのですが、何事も気持ちが一番大事です。

「がんばれば勉強ができるようになる!」

というマインドセットが学習効果を上げることも教育界では広く知られている事実です。

まずは、お子さんのマインドセットを確認することが大切です。「塾に入れたら無条件で勉強ができるようになる。」という勘違いにとらわれず、冷静に話し合って決めましょう。

②子どもさんの「学習スタイル」を確認する。

いよいよ、「塾通い」が決定したとしましょう。次に気になるのは、

「集団指導か個別指導か。」

ということではないでしょうか。

もちろん、どちらが優れているということはありません。大切なのは、

「子どもさんの学習スタイルに合致しているか。」

ということなのです。

次に、「集団指導」と「個別指導」の特徴をあげますので、子どもさんがどちらに適しているかを見極めて塾を決定する際に役立てていただけたらと思います。

<集団指導塾のメリット>
・同教室メンバーの意見から、自分の考えを広げたり深めたりできる。
・同教室メンバーをよきライバルとして切磋琢磨できる。

<個別指導塾のメリット>
・自分のペースに合わせて学習が進んでいく。
・質問がしやすかったり、アドバイスが受けやすい。

それぞれの塾には、このようなメリットが考えられます。

もちろん、これらのメリットから塾を選択するのも良いのですが、同じくらい大切なのはデメリットですよね。

これを考えるときは、お子さんの参観日での様子や教師から伝わってくる情報を参考にしてくさい。具体的に何を指しているのかというと、

「集団指導で学習効果を上げられるのかどうか。」

ということです。

やはり、どちらかというと「個別指導」の方が、子どもさんに合わせたカリキュラムで、子どもさんに合わせた進め方、必要であれば、過去の学習過程に戻って振り返ってくれる。このような学びに勝るものはありません。

特に小学校という環境での集団指導に楽しさを見出していないようであれば、集団指導型の塾へ行くのは学習効果につながらない可能性があります。

学習内容は違えど、小学校も塾の授業を「集団」という特徴は同じです。ですから、小学校での学びに向かう姿勢を参考にすることも塾を選択する上で、大変重要なのです。

③子どもさんの「生活スタイル」をイメージしておく。

さて、通う塾の選択も最終段階に入ってきたことでしょう。

最後に僕からは「教師」の立場でアドバイスをさせてください。

どのようなニースに即して塾を選択したかに関わらず、子どもたちの生活には、「小学校」という学びの場が入ってきます。

ということは、塾へ通うことにより、当たり前ですが「生活スタイル」を変えなくてはなりません。

・塾へ通う手段や、かかる時間
・食事や就寝時間
・学校と塾の宿題

などなど、生活スタイルを現状より慌ただしくなることは間違いありません。

そのような状況になったときに、

「小学校生活を今まで通り、元気に過ごせるか。」

ということをぜひとも考えてください。

今までたくさんの塾通いの子どもたちに接してきましたが、子どもさんによっては、

「生活スタイルが変化したことにより、学校での姿も変化する。」

こともあり得ます。もちろん、

「学習に自信がつき、ますます意欲的になった。」

という好ましい変化もあります! しかしながら、塾へ通い出してから、

「頭痛を訴えるようになった。」
「食欲がなくなった。」
「人間関係がこじれた。」

という結果に結びつくこともあります。勘違いしてはいけないのは、塾が原因なわけではありません。問題なのは、「子どもにのスケジュールに『余裕』がないこと」です。

・ゆっくり体を休めること。
・自分の好きなことにとことん打ち込めること。
・家族と話をすること。

などなど、このような貴重な時間を無理にけずってまで塾通いする必要はありません。大切なのは、バランスです。

塾通いにより子どもさん自身の「体調面」、「精神面」に負荷をかけすぎないよう、塾へ通い始めた後の1日の流れ、1週間の流れをしっかりとイメージをして選択することも非常に重要なのです!

▶まとめ。

本記事では、「小学生からの塾通い」について意識したポイントをまとめました。

大切なことは、「子どもさんに合った塾へ通うこと。」です。

しかし、言葉では簡単ですが、「それが難しいんだ!」という声が聞こえてきそうです。

しかし、本記事の内容を踏まえた上で様々な特色のある塾から選択していけば、全く適していない塾を選択してしまうことは避けられます。

高学年の発達段階として、

「自我が強くなり、自分と他者との比較も取り入れながら『自分』というキャラクターを形作っていく時期。」

となります。

「塾へ通いたい。」と言い出したのであれば、親子の良い機会だと思って、子ども自身が「自分をどのように捉え、これからどのように生きていきたいのか。」をとことん話し合うことも良いでしょう。

親御さんからの客観的なアドバイスが、子ども自身の新たな気づきとなり、人生を豊かにする選択となるのです!!

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