無料塾についての詳しい情報はこちらボタン

【学級経営】「学級経営」で大切にしたい3つのポイントを解説

学校

4月。新しい「学級」を任されたときに思うことは、

子どもたちに「学校が楽しい!」と言ってもらえる学級にしたい。

ということでしょう。

そのためには、当然のことながら「学級経営」を充実させなければなりません。

本記事では、

「学級経営」において大切にしたい3つのポイント

をまとめました。

もちろん、

・「学級経営」に正解なんてあるの?
・目の前の子どもたちのニーズは違うんだから、ポイントを真似しても意味ないんじゃ。
・それは、あなたができるだけで、私には無理・・・。

というご意見もあるでしょう。

この点に関しては、僕も10年を超える教師人生の中で痛いほど実感してきました。

乱暴に言えば、

上手な学級経営をしている教師の真似をしても同じような学級にはならない。

ということは、紛れもない事実。

大切なのは、

「背伸びをするのではなく、あなたの『キャラ』、『考え方』に合った学級経営が最高!」

ということです。

しかし、「学級経営」を「集団づくり」と考えるのであれば、過去の事例から参考になる視点はたくさんあります。そのような客観的な視点を取り入れ、3つのポイントとしてまとめましたので、自分らしい「学級経営」に取り入れてみてくださいね。

目次

「学級経営」で大切にしたい3つのポイント

本記事でご紹介する3つのポイントはこちら。

❶目標
❷主体性
❸ふり返り

です!!

では、それぞれの内容について詳しく解説していきますので、「キーワード」と共におさえてくださいね。

「学級経営」のポイント❶ ~明確な目標をもつ~

始める前に「目標をもつ」ということは、活動を充実させる基本です。学校でも、

  • 学級目標
  • 1年間の目標
  • 前、後期の目標
  • 新年の目標
  • 行事の目標

などなど、「目標」を設定する場面は多岐にわたります。

しかし、多岐に渡るからこそ、「目標」がないがしろにされる場合もあるでしょう。

”あるある”なのは、「学級目標、意外と覚えていない件」。

「かなりの時間をかけて決めたものの、あまり意識されないまま時は過ぎてしまう。」ということを経験された先生方も多いのではないでしょうか。

このように、「目標」というのは、「設定しやすい」わりに、「意識する」のは難しいという特徴があります。

しかし、「目標がない集団」というのは、「暗闇を手探りで歩いている」ようなもの。

やはり、「学級」のリーダーである「教師」側から、「方向性」は示さなくてはなりません。

そして、その「方向性」を受けた子どもたちが「大切にしたいこと」を話し合い「学級目標」に設定していくのがよいでしょう。

🔽「学級目標」については、こちら。


さらに、「目標を設定する」ことの効果は、「方向性」だけではありません。

例えば「学級目標」が決まったのであれば、学級の中で起きた様々な出来事を、

「学級目標を達成するためにどうするか?」

という視点で考えることができるようになります。

「お楽しみ会の開催の仕方」から「トラブル対処法」まで、「学級目標」という共通の理念を判断基準として考えることができるのです。

ここまで、「学級目標」のような「長期的」に取り組むものについて見てきましたが、「短期的な目標」も使いこなしていくことで、「学級経営」に活かすことができます。

「授業のゴールを示す」というのは、学校生活における「短期的な目標設定」です。

新しい単元に入ったときに、

この学習では、どんなことを学び、どんな力がつくのか。
✅学習の終わりには、どんなかたちで成果を発表するのか。

という、「目標」を子どもたちに抱かせることにおいて、1時間ずつ積み上げていく学習に「目的意識」が生まれます。

僕たちもそうですが、今やっていることに対して、「この仕事が、どのような役に立つのか?」という目的意識を具体的にもつことで、仕事へのモチベーションを高めることができますよね?

ちなみに、モチベーションを削るためには、「意味のない行動をひたすら続けさせる」ということが効果的。

🔽そんな、「ちょっとした話ネタ」を求めている方は、こちら。

このように、学級全体で取り組む「長期的な目標」と、時には個人単位で取り組む「短期的な目標」を子どもたちに具体的に示すことは、「学級経営を安定させる」ためにとても大切です。

ぜひとも、教師であるあなたが「目標」を設定し、子どもたちとしっかりと共有できるよう取り組んでみてくださいね。

「学級経営」のポイント❷ ~子どもの主体性を尊重する~

「明確な目標」を設定しただけで安心してはいけません。

「目標」を「達成」にまで導くには、当然ですが「行動」しなければなりません。

ポイントの2つ目である「主体性」は、まさにこの「行動」にかかわってくる部分。

ざっくりいうと、

「子どもが『主体的』に『行動』できるような環境設定が大切!」

ということなのです。

あなたにも心当たりがあると思うのですが、

「『やれっ!』と言われたことには、モチベーションがあがらない。」

ということって、ありますよね?

もちろん、「やらないといけない。」とか「やったほうが自分のためになるんだよな。」と思っていたとしても、人から指示をされると余計にモチベーションがあがらないことは”あるある”です。

ここには、人間の心理として「内発的動機付け」というものが隠されています。

やはり、自分から「やりたい!」と言って取り組むものほど、生産性は上がっていくのです。

これを「学級経営」に応用して考えると、「教師」が意識すべきことは、

「どのような『環境』を整備すれば、子どもが『主体的』に学習へ取り組んでくれるのか。」

を考えて「学級経営」をデザインすることなのです。

もちろん、学習については、カリキュラムがありますから、きっかけは、教師からの働きかけという場合はあるでしょう。

そんな条件を加味しつつ、子どもの主体性を引き出すには、「3つの自由+教師のサポート」が必要になるのです。

その3つの自由とは、

①方法
②道具
③時間

を、自由にすることで、子どものモチベーションを引き出すことができます。

それぞれ、具体的に解説していきます。

①「方法」の自由

例えば、6年生の社会科、「江戸時代が長く続いた理由を調べよう。」というテーマで学習をスタートしたとしましょう。

子どもたちの中には、調べ学習を進めながら、

・オリジナルの資料を提示しながら説明したい。
・プレゼン方式で説明したい。
・将軍と藩主役に分かれて、寸劇を交えて説明したい。

という様々なアイデアが出されるでしょう。

そのような、子どもたちの「アイデア」を出来る限り取り入れるということが「方法」の自由にあたります。

もちろん、学習における「共通のテーマ」から大きく外れることは教師側からの修正を入れる必要がありますが、何も「ノートに文章でまとめなさい!」と限定することはありません。

学級として共通の「目標」に向かって進んでいく「過程」に自由度を取り入れることで、子どもたちの学習に対するモチベーションをあげることができるのです。

②「道具」の自由

学習を進めていく「過程」で、子どもたちの自主性を尊重すればするほど、準備が必要になってきます。

例えば、

「年表を作って発表したいので、模造紙をください。」
「プレゼン資料を準備したのでパソコンを貸してください。」

ということは予想されますよね。

このような頼みごとをしている子どもたちは、学習に対して「主体性」を発揮しようとしているといってよいでしょう。

そこで、学びをさらに加速させるには、

「即時性」

が、ポイントになってきます。

もちろん35人という子どもたちに対応している教師にとって、手が空いていない場合も考えられるでしょう。しかし、

「その方法は、無理だから違う方法にして!」
「ごめん、今忙しいからそれは無理。」

というように、子どもの「アイデア」をぶったぎっていくことにより、子どもたちからは次第に「主体性」が失われていくのです。

しかし、「なんでもかんでも言う通りにしないといけない。」ということではありません。

「できない」のであれば、しっかりと「できない理由」を説明し、子どもの納得感を得ることが大切です。

何の理由も説明されずに「無理!」と言い放たれてしまう環境では、大人でもチャレンジ精神をなくしていくでしょう。

自分が考えた方法が「できない」という現実は、「新たな方法を考える」という再チャレンジにつながります。その再チャレンジもかけがえのない学びですよね。

教師としては、「実現できなかったことを工夫して実現させた!」という粘り強さを価値づけてあげましょう。

それこそ、「主体的」な学びなのですから。

③「時間」の自由

最後のポイントは、「時間」設定です。

「時間」といっても、「永遠に調べていていいよ!」ということではありません。

しかし、何の予告なしに、

「今日は江戸幕府が長く続いた理由を調べます。20分で調べてください。はじめ!」

と言われても、子どもによっては「何の情報も見つからなかった。」ということがあり得るでしょう。

そうなってしまっては、学習へのモチベーションが上がるはずはありません。

やはり、学級の子どもたちが「情報を得ることができる時間配分」を確保する必要があるでしょう。そして、その「時間配分」は、子どもたちと共にシェアされていなくてはなりません。

子どもたちの中に「制限時間」があるからこそ、「方法」や「道具」についても選択することができるのです。

ちなみに、「時間」設定の難しいところは、「長ければいいというものでもない」ということ。

「必要以上の時間がある状態は、学習効率を下げる。」

という研究結果もありますので、子どもたちと相談して、「頑張ればまとめることができる」という時間設定を心がけましょう。

このように「3つの自由」が保障された学級では子どもたちの「主体性」が発揮されます。

そして、「子どもが主体的に動く学級」において「学級の荒れ」が起きることはまずないでしょう。

そう、「主体性」を引き出すことは、「学級への満足度を上げる」ことにつながり、結果的に「安定した学級経営」につながるのです。

❸「学級経営」のポイント ~ふり返りを充実させる~

「学級経営」のポイントとして、最後にご紹介するのは、「ふり返り」です。

「目標」を設定するのであれば、

・「目標」に対してどれだけ近づけたのか。
・「目標」を達成できた具体例。
・「目標」を達成できなかった具体例。
「目標」を達成するためにすべきこと。

のように、「成果」と「課題」を「ふり返る」ことまでが一セットにしないといけません。

もちろん、自分たちのがんばりをふり返って、互いに認め合い、達成感を得ることができるようサポートすることが教師の役割の1つなのですが、それ以上に意識すべきことがあります。

それは、

「できていない部分を明確にし、次に活かしていく。」

ということ。

そして、ここは教師の腕の見せ所です。きっと、納得していただけると思うのですが、「できていないこと」や「失敗」をふり返るということは、多くの場合、気が進みません。

だからこそ、

「課題に対して自由に意見を述べることができるか。」

ということから、「学級」の「心理的安全性」をはかることができるのです。

「しっかりと考えて出した意見は、課題であったとしても誰からも非難されない。

という「安心感」がないと「斬新なアイデア」は出てきませんからね。

このようなポイントに着目しながら子どもたちの意見を聞き、必要であれば「課題を受け止めることの大切さ」についてアドバイスも入れつつ、建設的な話し合いができる「集団づくり」を目指しましょう。

誰しもが安心して意見を言うことができる学級」というのは、間違いなく「素晴らしい学級」なのですから。

まとめ。

本記事では、「『学級経営』で大切にしたい3つのポイント」について解説しました。

①目標
②主体性
③ふり返り

の3つを意識して「学級経営」することにより、子どもたちにとって「安心できる学級」をつくり上げることにつながります。

ぜひとも、子どもたちと共に「楽しい学級づくり」を目指してくださいね。

学校

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次