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【叱り方】子どもを伸ばす「叱り方」と、やってはいけない「叱り方」とは。

子どもの叱り方

「子育て」をしていると必ずおとずれる「叱る」という場面。

「ついつい、感情的になりすぎちゃって、後で反省。」

なんてこと、ありますよね。

本記事では、

・どうやって「叱る」と、子どもを伸ばすことにつながるんだろう?
・子どもが前向きになれる「叱り方」ってどうすればいいの?
・「叱る」ときに、やってはいけないことって何だろう?

という疑問にお答えします。

「叱る」という行動は、

「子どもの”よさ”を伸ばしてあげたい!」という親心。

ぜひとも、「叱るこつ」を理解し、子どもの実力を高めるサポートとしてくださいね。

目次

【叱るこつ】「叱る」のであれば、「説明」とセットにする

まずは、子どもを「叱る場面」を考えてみてください。

・友達とのトラブル
・約束をやぶる
・好き嫌いをする

などなど、どれだけ時間があっても足りないかもしれません。

それもそのはず、発達心理学者のマーティン・ホフマンさんいわく、「2歳から10歳になるまで、子どもたちは、1年間で1万5000回以上も行動を改めるよう親から注意されている」ということなのです。

1日に置き換えると、だいたい50回。

50回も注意されているのですから、そのうち数回が「叱る」までいたる可能性は十分考えられます。

だからこそ、「叱る」という行動を「なるべくやらないほうがよい行動」と決めて、叱ってしまった自分を責めるのではなく、

「子どもの可能性を伸ばすための手立て」

と、認識を変えようではありませんか。

そうです。「叱る」ということは、「子どものため」なのです。

だからといって、「やたらめったら叱る」というのは逆効果。子どもにとってもたまったものではありません。

「じゃあ、どのように『叱る』のがよいのか?」というと、ずばり、

「叱った理由を子どもに『説明』する」

ということを心がけてみてください。

この「叱った理由を説明する方法」により、

「子ども自身が、叱られた理由を理解し、どうすれば良かったのかを考える」

という「主体性」を伸ばすことにつながるのです。

少々極端な例ですが、社会学者であり教育研究科のサミュエル・オリナーさんとパール・オリナー兄弟の研究をご紹介します。

オリナー兄弟は、「ユダヤ人大虐殺のさなか、命の危険をかえりみずにユダヤ人を救うために行動した人と、助けるという行動にまでいたらなかった人の違い」について調査しました。

同じ町内の住民ということもあり、教育歴、家庭、職業、小さい頃に叱られた出来事等々、多くのことが似通っていました。そんな中、決定的な違いは、

「親が悪い行いをしたときにどのように反省を促し、よい行いをしたときにどのように褒めたのかということだった。」

とまとめたのです。

もう少し言葉を付け足すのであれば、

「悪い行いをしたときに、よく『説明を受けた』というのが、救助にあたった人たちのあいだでよく聞かれた言葉だった。」

というのです。

もちろん、「叱り方だけ意識すれば人助けをする人になる」ということではないでしょう。

しかし、「叱り方」に「説明」を取り入れている親御さんですから、「叱る」以外の場面でも「子どもが考えられるように『説明』をする子育て」を実践してきたことは想像できます。

そのような親御さんの取り組みは、確実に「自分で考えられる子ども」に育つ”きっかけ”となっているでしょう。

だからこそ、「困っている人」を前にしたとき、「自分で考えてできることをする」という「行動」に結びついたのです。

ちなみに、「説明を取り入れ、子どもが納得して行動できるようにする」ことが、「主体性」はもとより「創造性を高める」という調査があるのです。その反面、「一方的なルールを強いる」という方法で子どもと接してきた結果、「ルールへの反発をまねく」というのですから、残念としか言いようがありません。

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【叱るこつ】やってはいけない「叱り方」とは

効果的な「叱り方」は、「子どもが納得して行動できること」とまとめましたが、ここからは、「やってはいけない叱り方」についてご紹介します。その方法とは、

「やってしまったことから『恥』を強調するということ」

なのです。

・そんなことしたら「恥ずかしいよ」
・みんなから「恥ずかしい人」だって思われるよ
・少しは「恥ずかしい」と思いなさい

なんて言葉を使っていないでしょうか?

もちろん、子どもに「しっかりと反省をして次につなげてほしい」という気持ちからだとは思いますが、「恥」を強調した接し方は、思った以上に子どもたちの心に深く傷を残してしまうかもしれません。

子どもを対象としたものではないのですが、実験を1つご紹介します。

ブリティッシュコロンビア大学の研究者、ジェシカ・トレイシーさんらは、「断酒中の人」を対象として調査をしました。

その調査から分かったことは、

「断酒を宣言したのにも関わらず、約束をやぶって再び酒に手を出してしまった人の割合は、『酒を止められない自分を強く恥じている人』の方が多かった。」

というのです。

「恥の意識」は、その人の言動からも「深く反省しているように感じられる」のですが、「恥の意識が強ければ強いほど」同じようなあやまちをくり返してしまう可能性が高いとも言えるのです。

「じゃあ、子どもにはどのように反省をうながすべきなのか?」ということが気になるでしょう。そのおすすめ「反省方法」とは、

「やってしまったことと『周囲との関係性』に着目させる」

という方法です。

具体的な例は、こちら。

・自分の行為によって傷ついてしまった人がいることに着目させる
・自分がしてしまったことに対して考えさせる
・自分がしてしまったことに対して『何ができるのか?』を考えさせる

という感じ。

人はだれしも「失敗」をします。

だからといって、「失敗がわるい」のではなく「失敗から学ばないこと」こそがよくないのです。

このような意識で、「反省」をうながすことで、さきほども触れた、

「問題を主体的に解決する能力を伸ばすこと」

につながるでしょう。

むしろ、「失敗を力に変えて、失敗以上の成功を獲得する」可能性すらあります。

ぜひとも、「失敗した自分を恥じることなく、失敗を前向きに解決するために行動できる子ども」を意識しつつ「反省」をサポートしてあげてくださいね。

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【参考文献】📚ネガティブな感情が成功を呼ぶ

【叱り方】けんかになりがち!ふれてはいけない「叱り方」とは

最後に、やってはいけない「叱り方」をもう1つご紹介します。

小学校高学年から中学生、あるいはもっと長く続く場合もありますが、子育てのむずかしさをだれしもが経験する「思春期」という時代。

この時期の「叱り方」こそ、親御さんにとって最大の山場でしょう。

もちろん、「十分な説明を通し、子どもが主体的に問題解決をしていく方法」をこつこつと積み上げてきたのであれば、子どもさん自身が「MYルール」をもっているでしょうから、親御さんが「叱る」という場面は少なくなると考えられます。

しかし、注意すべきは「子どもの人間関係」。

「人間の人格の半分は、友達関係(環境)で培われる」と言われているくらい、「どのような人間関係を形成するか」ということは重要な問題です。

だからといって、「子どもの人間関係に口を出す」ということは、もっとも子どもの”いらいらポイント”を刺激するでしょう。

特に、次のポイントへの口出しは、確実にけんかとなりますので注意が必要です。

・髪型や服装
・音楽
・推し

のような「友達と共有している趣味・嗜好」に口出しをしてしまうと、まず間違いなく関係性が悪化します。

ご自身が子どもだった頃を思い返してみると、心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。大人になると、子どもたちの文化への理解が浅くなり、ついつい「否定的な意見」を述べてしまうこともあると思います。

しかし、子どもにとってみれば、「今の環境が全て」であり、「自分の好きなものを否定されたくない」という気持ちは当然でしょう。

だからこそ、「子どもたちの趣味・嗜好について叱る」という手段は、悪手としか言えません。

もちろん、度を過ぎた危険性がある場合は、「心配しているんだよ。」と伝える必要はあるでしょう。

そのように、いざというときは「親心」を伝えられるよう、「叱り方」を意識してよりよい親子関係をつくりあげてくださいね。

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まとめ。

本記事では、「子どもを伸ばす『叱り方』と、やってはいけない『叱り方』」についてまとめました。

・「叱る」ときは、子どもが納得できるよう「説明」をすること
・「やってしまったこと」について考えさせ、「前向きな行動」をうながすこと
・「趣味・嗜好」を指摘した「叱り方」をしないこと

これらを意識しながら子どもと接することで、

「失敗したとしても、自ら問題を解決することができる主体的な子ども」

として実力を伸ばすことができるのです。

「叱る」ということは、罰を与えることではありません。

「叱る」というこは、「子どもを伸ばす”きっかけ”をつくること」なのです。

ぜひとも、本記事で紹介した「叱り方」を使いこなし、子どもさんとのよりよい関係づくりを進めてくださいね。

子どもの叱り方

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