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知っていると子どもの接し方が変わる?かんちがいされがちな意外な事実!

子どもが遊んでいる写真

「教師」として子どもたちの前に立つと”ついつい”出てしまうのが、

「このまま大人になったら・・・。」
「”ふつう”は、・・・。」

「”みんな”と同じように・・・。」

という言葉。

もちろん、「その子のためを思って。」のことでしょう。

しかしながら、「教える」というのはこわいもので、

「『ふつう』とか『あたりまえ』と思っていたことが実は違った!」

なんてこともありえるのです。

本記事では、「学校」で生活する上で、「もしかしたら先生のかんちがいかも!」という可能性のある内容をまとめました。

一度読んでいただけると、「子どもとの接し方が変わり、また違った子どもの可能性を伸ばすことにつながる!」

かもしれません。

目次

【話の聴き方】手遊びしている方が集中できる?

じゅん

「手遊び」していたら先生に注意されちゃった。
次から気を付けよう・・・。

ハネジュン

たしかに!話を聴くときは、相手を見た方がいいよね。
でも、意外な事実もあるんだよ!!

「教師」になったばっかりと人は、必ず教えてもらうと思われる、

「子どもたちが取り組んでいることを一旦やめさせて、注意を引いてから話をしなさい。」

という教え。

もちろん、「教師」の話を伝えるために効果的な方法なのでしょう。

しかし、その方法の真逆をいった調査結果もあるのです。

デイヴィッド・グリーンバークさんが、古い文書を調べたところ、

「アメリカ合衆国大統領44人のうちの26人が、書類の余白にいたずら書きをしていた。」

ということが分かったのです。

世界最強国家の大統領ですから、国家の重大問題について議論していたに違いありません。

いや、むしろ、議論を引っ張っていくのは大統領のはず。

そんな大統領26人が「いたずら書き」をしていたということが驚きですよね。むしろ、何を話し合っていたときに何を書いていたのか、詳しくお聞きしたい。

話は逸れましたが、今回の話のポイントは、

「いたずら書きをするくらい『マインドレス』な状態の方が、話の内容に集中できているんだよ。」

ということ。

グリーンバーグさんが行った実験では、

「いたずら書きをしていた人の方が、25%も多く出来事について覚えていた。」

というから驚きです。

そういえば、「あくび」も「起きようとがんばっている姿」ととらえると、一概にわるいとも言えない。

「いたずら書き」も、

「退屈な話を何とかしてインプットしようとする努力のたまもの。」

と捉えれば、ノートの隅に書かれたくずれたキャラクターにも花丸をあげたい気分になるかもしれません。


【参考文献】#ネガティブな感情が成功を呼ぶ

【気分回復】最悪な気分から立ち直る「思いやり」の力。

みらい

今日は、いやなことが続いて落ち込みっぱなしだ。

ハネジュン

それは、かわいそうに。
でも、そんなときこそ「だれかを助けてあげる」ことが大切なんだ!

人間は、集団で暮らす生き物ですから、「人間関係」によって気分が左右されます。

「悩みというのは、人間関係でしか生まれない。」

とも言われていますからね。

しかし、「人間関係」で悩みが生まれるのであれば、「人間関係」によって気分を上げることも可能なのです。

そのような気分を上げる手っ取り早い方法こそ、

「誰かの手伝いをすること!」

と言われています!

しかし、言うは易し。自分で精一杯のときほど、よっぽどな意志力がないと「誰かの役に立つ」なんて判断できませんよね。

だからこそ、先手を打っておくのはいかがでしょう。

その先手とは、

「普段から、ちょっとした手伝いをするキャラとなっておく!」

ということがおすすめです。

考えてもみてください。

「まじ、今日は最悪なんだけど!」と気持ちがどす黒く曇ったとき、「さぁて、困っている人はいないかな?」なんて気持ちを切り替えること、なかなか難しいでしょう。

すると、「思いやり」の力を発揮すべきときに発揮できず、心は晴れないまま。

こんな状態から脱するためには、気分がいいときも悪いときも、普段からちょっとした役に立つ行動で、誰かを助けていればよいのです。

すると、あなたは、「頼りになるキャラ」として、幸せになるチャンスである「頼み事」が舞い込んでくる可能性大となります。

ちなみに、「なぜ、他者を助けると幸せな気分になるのか?」という”からくり”に関しては、はっきりさせておく必要があるでしょう。

例えば、「忙しい」、「疲れた」、「うまくいかない」というネガティブに押しつぶされるようになったとき、あなたの大切な人がヘルプを求めてきたとします。

もちろん、あなたにもあなたなりの事情があるので、気が進まないかもしれませんが、最後の意志力をふりしぼって助けることを了承したとしましょう。

すると、不思議なことに、すっからかんだったと思っていた「力」が湧いてくるのを感じるはず。

そう、あなたが「大切な人」を思いやり、「最悪」だと感じていた心が、相手との「つながり」に集中した結果、意識が切り替わるのです。

「心のつながり」を感じた脳によって、心拍数が減り、リラックスしてストレス状態から通常の状態へと戻る能力が盛んになり、オキシトシンのような幸せホルモンが分泌されるのです。

これが、「他者を助けること」のメリット。

意識の切り替えが、ストレスから脱して、ポジティブな気分を蘇られせくれるのです。

【忘れ物】「忘れ物」発表は、逆効果?

先生

今から「宿題」を忘れた人の名前を言うぞ!
反省して明日は持ってくるように!

じゅん

あっ、でも僕だけじゃないんだ!

あなたのクラスでは、「忘れ物」をしたときの対応は、どのようなものでしょう。

もしも、「名前を呼ぶ」、「名前を貼り出す」と言った方法をとっていると、もしかしたら「忘れ物0」には近づかないかもしれません。

というのも、人間の特性である、

「人は、グループに所属していると安心する。」

という「安心感」を刺激してしまうかもしれません。

もちろん、「一人きりである」という事実は、もっとも強力ですが、「忘れ物をした人が数人いる」という状態は、

「あぁ、一人じゃないんだ。」

という「安心感」につながり、むしろ「大丈夫だった」という間違った学習につながる可能性すらあるのです。

さらに、あまりにも「忘れ物を強調」した結果、

「忘れ物キャラで生きていく!」

みたいな変な開き直りにつながることもあり得ます。

大切なのは、「忘れ物をした」という事実に対して罰することではありません。

「忘れ物をすると、どのような困り感につながるのか。」

ということを話し合い、子どもが自ら「持っていくことができるよう努力しよう!」と思えることなのです!

まとめ

本記事では、「学校で使える意外な事実」をご紹介しました。

「ふつう」、「あたりまえ」と考えていた見方が変わり、子どもたちに対する新しい見方が広がってもらえたら幸いです。

これからもこつこつと書き足していきますので、ぜひ、また読んでみてくださいね。

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