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【役立ち本】「学級づくり」から「授業」まで~「隙間時間」を埋める、おすすめ本5選~

教師として、子どもたちに教えたいのは、「読書の楽しさ」ではないでしょうか。しかし、子どもたちの本離れは進む一方です。この現状を打破するには、

「教師が、楽しく読める本を紹介する。」

ことが有効です。

そこで、本記事では、「小学校での授業から朝の会の雑談まで、幅広く役立つおすすめ本」を紹介します。

ぜひ、子どもたちと楽しい読書タイムを過ごしてください!

目次

【朝の会】や【学級レク】で使える本

はやくちまちしょうてんがい はやくちはやあるきたいかい
            作:林 木林   絵:内田 かずひろ(偕成社)

とにかく、たのしい「はやくちことば」がたくさんのっています。読み聞かせするのは、なかなか勇気がいります。ただ、勇気を出して読み聞かせするときっと面白いはず! 

スムーズに言うことができれば、

「おぉー! という歓声とともに熱い拍手」

たどたどしく間違えれば、

「先生、頑張れ!」

という優しい声援と眼差しを得ることができます。

また、子どもたちに挑戦させることも楽しいです。

月曜日の朝、「早口言葉大会~!」を開催すると楽しく一週間を始められます。レクのときなどは、グループごと挑戦させるゲーム性をもたせると、子どもたちは、言えても言えなくても盛り上がりますので、ぜひやってみてください。

【読み聞かせ】で使える本

えほん寄席 満員御礼の巻
            著:桂 文我   画:藤枝 リョウジ(小学館)

みなさんの学校には、「先生による読み聞かせ」ってありますか。僕が赴任した学校には、

「シャッフル読み聞かせ。」

というイベントがありました。

「高学年担任であれば、低学年の子どもへ読み聞かせる」であったり、同じ学年でも「隣の学級に読み聞かせる」ようなスタイルです。一番プレッシャーがかかったのは、子どもたちが聞いてみたい本の教室へ行く「読み聞かせ大会」。やっぱり、僕も人間なので、少しでもたくさんの子どもたちに聞いてほしい。そこで、本選びに苦心した訳です。

子どもたちに人気と言えば、やはり「おばけ」「事件」「不思議」系じゃないでしょうか。そのような本の集客力は、半端ないものがあります。僕自身も教師になって数年は、「読み聞かせ大会」=「怖がらせ大会」のような位置づけだったのですが、「それでは、いかん!!」と思い立ち、今回紹介した「えほん寄席」で勝負に出たのです。

「えほん寄席」の良さは、お話の内容が面白いので、確実に満足感を与えられるということです。しかし、普通に読み聞かせれば良いということではありません。大切なのは、

「話術」

です。「テンポ」や「間」、こんなに偉そうに語ると、本業の方から怒られてしまいそうですが、子どもたちの満足感を得るためには、それなりの練習が必要です。「いや~そんな時間ない。」という方でも心配いりません。この本には、CDがついています。そして、プロの落語を聞きながら学べるのです。聞いて真似をして読むだけでも相当違います。さらに、お得なのは、読み聞かせるうちに、普段の子どもたちの前で話をするテクニックも上達できるというおまけつきです。

僕が、これを読んだ時には、

「もう1つ読んでほしい!!」

というアンコールの嵐でした。もう子どもたちを怖がらせて人気を取る必要はないのです。話の面白さと、自分の話術で、堂々と勝負をしましょう!

【4年生社会】飲料水の授業の資料として使える本

社会は、「資料」が命。小学校の社会科では、教師が一方的に知識を教えるのではなく、自分事となって問題を調べていく過程で知識を獲得していくのが良しとされています。その知識を獲得する方法は、様々ですが、この本を使うことで、4年生の「飲料水」の授業を成立させることができます。

絵巻じたて ひろがるえほん 「かわ
                  作・絵:加古 里子(福音館書店)

気持ちは分かります。かなり高いですよね。僕も迷いました。もともと、この本を知ったきっかけは、保護者の方による読み聞かせでした。

あるお母さんが、子どもたちに読み聞かせしてくれたのですが、食いつきかが半端ない。

「えっ!えぇ~! どこまで続いているの!!」

自然と手渡しに本が渡されていきます。机の上には、広げられず、

「すみません! 床に置いていいですか!!」

と許可を取る子ども。机を動かして場所を確保する子ども。待ちきれずに気付いたことを話始める子ども。

いつもの授業では、「はい、資料見てね~」と言わないと見てくれないこどもたちも、新たな発見をしようと座り込んで食い入るように本を見ています。その集中力は、凄まじく、

「もっと見たい!!」

という気持ちが強すぎて、片付させてもらえないという事態に。資料がもつ本当の価値に気付かせてくれた本です。「絵巻ではないバージョン」もありますので、用途に応じて準備すると良いと思います。

【生き方】を考えるきっかけをつくる本

教師は、子どもたちの人格形成に関わることができる素晴らしく、そして責任のある仕事です。

子どもたちは、学校生活でたくさんの「人」と関わり、「自分」について考えていきます。その中で、迷ったり、悩んだりと様々な心の揺れ動きを経験すると考えます。そんなときには、教師のアドバイスが求められることもあるでしょう。もちろん、自分の人生経験から語ることも大切ですが、教師としては、

「正しさを振りかざすよりも、自分で考えるきっかけをつくってあげること。」

が本当に大切なことではないかと思うのです。そんな考えだからこそ、自分の考えだけでなく、力になってくれるかもしれない「本」を紹介してあげることも子どもたちにとっては、この先の支えとなるのではないかと考えるので、2作紹介します。

メシが食える大人になる! 「よのなかルールブック
         監修:高濱 正伸  絵:林 ユミ(日本図書センター)

1作品目は、「よのなかルールブック」です。

この本との出会いは、我が子がほしがったんですよね。どうやら「気が合わない人」との付き合い方を悩んでいた模様。親としては、「気にしなくてもいいよ~。」と流してしまっていたことを後悔。そして、良い本と出合わせてくれたことを我が子に感謝しています。

高学年になればなるほど、答えにくい質問をされることがありますよね。「教師」としての立場では・・・だけど、「僕」という人間としては、・・・なんだよな。と、答えに迷う場合もあります。そんな質問に対する教師の準備にもなる内容となっています。「教師」として、「親」として、そして、一人の「人」として、読んでおいて損はありません!

「生き方」を考えるきっかけ本、2作品目は、

漫画「君たちはどう生きるか
       原作:吉野 源三郎  漫画:羽賀 翔一(マガジンハウス)

これも言わずもがなですよね。

漫画にしたのは、子どもたちに紹介したからです。ねらい?は大成功! 僕の学級では、ちょっとしたブームを引き起こしました。今まで、それなりの冊数を紹介してきたのですが、「おねだり」にまで至った確率を考えると、この本が最強ではないかと。

漫画の内容が、学校生活を舞台にしていることや、「正しいことは分かっているんだけど・・・。でも。」という歯がゆいストーリーが、子どもたちの共感を呼んだのだろうと思います。漫画でサラッと読み、大切なところはしっかりと文章でまとめられているので、読書習慣のない子どもたちでも、挑戦できる本だと思います!

まとめ。

いかがでしたでしょうか。

このように、子どもと共通の話題となる頼りになる「本」を持っていることで、学級経営の手立てとすることができます。教師が、語る正当論だけでは、すんなり理解してもらえない場合も多々あると思います。

そんな時にこそ、このような「頼り本」を提示しながら学級の雰囲気を調整することが必要なのです。ぜひ、本を上手に取り入れ、子どもとのより良い関係づくりに生かしてくださいね。



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