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【教師の話ネタ】「先生の話」で使えるネタ26選。使える場面ごとに分けて解説

プレゼン

話をふられることの多い「教師」という職業。しかし、話をふられて困るのが、

話すネタがない。

ということ。

本記事では、このような悩みを解決するための「先生向け話の子どもに響く話ネタ」をまとめました。

目次

【先生の話ネタ】子どもの「やる気」を引き出す話

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①成長マインドセットモチベーションアップ学級開き
②脳の可塑性モチベーションアップ年間通して
③才能=生まれつきではない努力の大切さ年間を通して
④発表の時に緊張する緊張を力に変える発表場面
➄めんどくさいめんどくさいことの大切さ勉強・宿題
⑥水やりがめんどくさい自分から行動することの大切さ水やり・当番活動
⑦すぐにあきらめる継続するためのこつ年間を通して
⑧退屈な仕事の恐怖仕事に対する前向きさ当番活動など
⑨自信をもつ大切さ自信をもてないときモチベーション低下

「成長マインドセット」とは、スタンフォード大学心理学教授、キャロル・ドゥエックさんが30年以上にわたって研究した結果から得られた知見です。

人間は、「固定的マインドセット」(人は生まれたときから知能と能力が決まっている)という考え方の人と、「成長的マインドセット」(練習や努力で人の能力は、成長できる)という考え方の人がいるという理論で、学習効率を上げるには、「成長的マインドセット」をもつことが大切なのです。

「自分なんて無理だよ。」と思いがちな子どもは、本当に実力が伸びないという悲しい結末へ向かっていってしまいます。必要以上に自分を卑下しないよう、「成長マインドセット」の話は、学級づくりの早い段階で伝えてあげましょう。

🔽「マインドセット」について「もうちょっと知りたい!」方は、こちらもどうぞ。

世界的に有名な都市であるロンドン。そのロンドンで、合格するまでに平均して12回もかかる試験があるのではご存じでしょうか?それは、

「タクシー運転手」

なのです!

ロンドンは、とにかく道路が複雑なことで有名。2万種類もある目印を全て暗記しないと仕事になりません。そこで、「タクシー運転手」を目指す人たちは、少なくも4年間は勉強に励む必要があるということです。

そんな「タクシー運転手」を対象として脳の調査を行いました。すると、

「空間的・数学的思考に重要な働きをする『海馬』という領域が年齢に関係なく成長した!」

ということが分かったのです。

脳は、「勉強」して「習得」するにつれて年齢に関係なく常に新しい接続を増やし、回路を成長させていくのです。しかし、合わせて子どもたちに伝えたいのは、

「使わなくなると再び萎縮してしまう。」

ということ。

「タクシー運転手」たちも、仕事を止めると、「海馬」が委縮したことが確認されたのです。だからこそ、学校生活で、たくさん考え、脳を鍛えようと伝えてあげてくださいね。

✅【もっと知りたい!】~脳の可塑性~

「成長マインドセット」の根拠となっているのは、「脳の可塑性」です。ざっくり言うと、

「人間の脳は、使えば使うほど変化していく!」

という事実に支えられています。

1960年代。神経科学者であるマイケル・メルゼニッチさんは、サルの脳内を区分けして、「マインドマップ(脳の地図)」作りを進めていました。「マインドマップ」作りに成功した研究チームは、一段落したのも束の間、別の研究に取りかかりました。しばらくして、ふと「マインドマップ」に戻った時、そこには驚きの結果が!

なんと、

「描き出された脳のネットワークが変化している!!」

ということに気付いたのです。

この「脳の可塑性」の発見により、それまでは当たり前だった「能力は生まれつき決まっている」という考え方が改められ、「頑張れば能力は向上する!」という「成長マインドセット」につながったのです!

【参考文献】「マインドセット」についてのおすすめ本。

✅③「才能」を開花させるのは「努力」である

心理学者のアンダース・エリクソンさんは、

「ランダムな数字を記憶する能力の限界」

を調べました。

平均的な大学生と記憶トレーニングを続け、初日は、「7ケタ」か、たまに「8ケタ」という平均的な結果であったのにも関わらず、最終的には、

「脅威の82ケタ!」

という記憶力を示すまでに能力を伸ばしたのです。

さらにエリクソンさんは、別の学生を対象としてトレーニングを新たに開始しました。その学生も記憶力を鍛えるうちに「20ケタ」まで到達しました。ところが、その後50時間のトレーニングを積んでも、それ以上の記憶力の向上は見られず、実験から脱落しました。

ここで疑問なのは、

「82ケタ覚えられた学生と20ケタで止まってしまった学生の何が違うのか。」

ということですよね。

ずばり、その記憶力の違いは、

「トレーニングに対する取り組み方だった!」

という結論を研究チームは主張しました。

もう少し詳しく書くと、

「82ケタを記憶した学生は、そのときどきの限界にぶち当たったとき、その限界をぶち破る新しい戦略をあれこれ試していた。」

というのです。

この結果が何を示しているのかというと、

「うまくいかない状況を何とかして乗り越えようという試行錯誤にこそ価値がある。」

ということなのです。

反対に、「結果が出ないから、これは限界ですね。」と自分で「決めつけ」て、試行錯誤しなくなってしまうようでは、折角の「才能」が花開くことはないかもしれません。

🔽「偉人」、「有名人」の努力エピソードは、こちらにまとめました。

✅④「『緊張』を言い換える」だけでパフォーマンスアップ

朝の会での「スピーチ」や、学年そろっての「発表会」など、学校では、様々な発表場面がありますよね。そして、子どもさんによっては、「緊張するからやりたくない!」という子どもさんもいるはずです。

そんな子どもさんの不安をしずめ、パフォーマンスを発揮させるには、「言葉の言い換え」が非常に有効なのです。

ハーバード・ビジネス・スクールのアリソン・ウッド・ブルックスさんの実験で、100人近い参加者にカラオケで歌ってもらいました。

その参加者の中で、「不安」を感じている人に「不安」という表現ではなく、「自分は興奮している」と気持ちを言い換えて表現してもらいました。その結果、

「自分の気持ちを「不安」と表現したグループの人よりも、音程の正確さが30%ほど正確だった」

と判定されたのです。

「緊張」を「わくわく」に言い換えるというちょっとした工夫でいつも通りのパフォーマンスを披露することができるのです。

🔽「緊張」についてもう「ちょっと知りたい!」方は、こんな記事もどうぞ。

【参考文献】📘ネガティブな感情が成功を呼ぶ

✅➄実は、「めんどくさい」ことを求めている

世の中には、「めんどうなのに好まれていること」があります。

・〇〇狩り
・BBQ
・伐採体験

というようなサービスは、本来であれば、「お金をもらって取り組む仕事」のはず。

しかし、その「誰かの仕事」に対して「お金をはらってでもやりたい!」という人がいるからこそ、「ビジネス」として成り立つという不思議なことが起こり得ます。

行動経済学者のダン・アリエリーさんは、「パンケーキミックス」の事例からおもしろい発見をしています。

「何から何までそろったパンケーキミックスよりも、一手間を加える余白を残してあるパンケーキミックスの方が売れる」

という不思議な事実を見つけたのです。

このように、人間はときに「めんどうなことを好んで実践する生き物」であり、ときに「めんどうなことの中に大切さが隠れている」場合があるのです。

もしかすると、「めんどう」と言ってさけようとすることに取り組むことができる子どもこそ、「実力を伸ばして理想を叶えていく」かもしれないのです。

🔽「パンケーキの件」について「もっと知りたい!」方はこちら。

【参考文献】📚予想通りに不合理

➢「予想通りに不合理」を、「Audible」の聴き放題で聴く

✅⑥「めんどくさい」ことを任されることは、「幸せ」をつかむチャン

学校では、「水やり」が子どもの仕事となることがあります。もちろん、「水やり」に対するモチベーションは人それぞれでしょう。そこでやってしまいがちなのは、「全てをルール化してしまう」ということ。

このように、「決められたことをこなす」という活動は、子どもの主体性につながらないのは言うまでもありません。

イェール大学のジュディス・ロディンさんとハーバード大学のエレン・ランガーさんは、ある介護施設を対象にして実験を行いました。その実験では、無作為に選んだあるフロアを「主体性フロア」と名付け、

「部屋に置く植物の世話を居住者に任せる。」

ということにしました。

そして、別のフロアを「非主体性フロア」と名付け、

「部屋に置く植物の世話は、スタッフがやってくれる。」

と、居住者に説明をしました。

さて、それぞれのフロアの居住者にどのような影響があったと思いますか?この結果がなかなか衝撃的。

「『主体性フロア』の居住者の方が、幸福感が高かっただけでなく、頭脳明晰で様々な活動に積極的に参加するようになっただけでなく、1年後には、『非主体性フロア』の居住者よりも健康になっていた!」

というのですから、「主体性」は絶対に手放してはいけません。

ちなみに、「非主体性フロア」の居住者もその気さえあれば、「自分で水やりをする」という選択をすることができました。スタッフの説明は、「私たちがやりますから任せてくださいね。」であり、「やってはいけない!」ではなかったからです。

では、「なぜ、『非主体性フロア』の居住者は、自ら水やりをしなかったのか?」という疑問が生まれますよね。

これも、ひどく単純な答えに行きつきます。

それは、

「スタッフが『やりますからね。』と言ったことによって、『自分で水やりをする』という選択肢を自らないものとした。」

からに他なりません。

とはいえ、「やりますからね。」と言ってくれる好意に対して、「いや、絶対に私がやる!!」と強気に出るタイミングもないでしょう。

だからこそ「教師」は、「主体性」が働くところまで支援することが大切なのです。

くれぐれも、ルールにしばって、「非主体性」にならないように気を付けてあげてくださいね。

✅⑦あきらめそうになったことを、続けるためには、「ゲーム化」が最強

子どもたちは、「ゲーム」が大好きですよね。もちろん、「ゲーム」の作り手は、「ハマるしかけ」をたくさん散りばめて、「できる限りあきられない」よう工夫しているのです。

ということは、その「ゲームのハマるしかけ」を利用して、「勉強にハマる」ということも不可能ではありません。そんな情報をシェアします。

ジョー・シンプソンさんは、ペルー・アンデス山脈のシウラ・グランデ峰を世界で初めて登頂しました。しかし、その帰り道。下山中に深さ100メートル以上のクレバスへ転落してしまったのです。

運よく命は助かったものの足を骨折した状態。さらに、クレバスに落ちたことで仲間と連絡できなくなってしまうという過酷な状況におかれました。

しかし、ジョーさんは、自力でベースキャンプまで戻り、一命をとりとめたのです。その過酷な状況を乗り越えたジョーさんの方法こそ、「ゲーム化」でした。例えば、

「20分であの氷河まで行けるだろうか?」

という目標物を設定し、とにかく「自分で決めた目標」を達成するために、一歩ずつ進み続けたのです。もちろん、骨折していて助けなしというお世辞にもイージーとは言えない状態。

しかし、ジョーさんは、自分で決めた目的地にたどり着くたび、次の目標物を決定し、徹底的に「ゲーム化」を繰り返したのです。もちろん、ときに「目標物までたどり着けないという失敗」もありました。

しかし、ジョーさんの中では、その失敗も「ゲーム」です。失敗に屈して諦めるのではなく、「がっかり」はしましたが、いっそう執念を燃やして、次の目標物へと進んでいきました。

このジョーさんの経験から学ぶべきことは、

何かしら『困難な状態』に陥った時には、『短期的な目標』を設定して、『さぁ、ゲーム開始だ!クリアできるかな?』と自分自身に挑戦させる。」

ということ。思っている以上の力を引き出してくれるでしょう。

このような「ゲーム化」に近い思考法を、人生の「成功者」は使いこなしている傾向にあります。例えば、「うまくいかなかった。」という事実を、

「『失敗』したのではない。『うまくいかない』と確かめただけだ!」

と、言い換えて数えきれないほどチャレンジしたことで有名なのはトーマス・アルバ・エジソンさんですよね。もしかしたら、エジソンも自分にしか解けない「ゲーム」を心から楽しんでいたのかもしれません。

✅⑧「退屈な仕事」を選ぶことで失われる命

・仕事が多いから〇〇委員会は、やりたくない。
・中休みがつぶれるから、当番活動がない委員会がいいな。
・一番楽な委員会ってどれだろう。

こんな消極的な発言、お子さんから聞いたことはありませんか。

もちろん、仕事量で選ぶのは個人の自由でしょう。しかし、「楽だから」とか「暇だから」という理由で全てを決定してしまうととんでもない事態を引き起こすかもしれません。

なんと、「退屈が寿命に影響を与える」なんて調査があるのです。マクギル大学教授のエラン・ショアの研究によると、

「特定の仕事がない状態にいると、若死にするリスクが63%も高まる。」

ということが分かりました。

「仕事=めんどくさい」のようなイメージを抱いているお子さんもいるかもませんが、実は、「仕事」というのは、人間が自分の生活を充実させるためには必要不可欠なものなのです。

もちろん、体を壊してまで働くことが大事とは言いませんが、毎日の生活の中で誰かのためになる「仕事の時間」があり、適度なストレス状態におかれているということは、意外とメリットもあるのです。

ちなみに、「仕事内容」も注目したいところ。「仕事であればなんでもいい。」という訳ではありません。

仕事をしていて次のような状態になってしまうのであれば、転職を考えた方がよいかもしれません。

・仕事内容が単調すぎる。
・仕事内容が重すぎると感じたり、自分に合っていないと感じる。
・職場に疎外感を感じる。

スウェーデンが行った調査では、「単調な仕事に就いている人ほど心筋梗塞のリスクが高まる」なんてことも報告されていますからね。

と、こんな話を子どもにするのはちょっと重すぎるでしょうか。

とにかく、「仕事は、仕事量が少ないかどうかで選ぶのではなく、どれだけ楽しんでできるかというポイントで選ぶんだよ。」ということは教えてあげたいですよね。

✅⑨勝敗を分けたのは「自信」だった

・自分のよいところなんてないし。
・あの子に比べたら自分なんて。
・私にも才能があったらなぁ。

なんて、自信なさげな言葉が子どもたちから聞かれることは多いでしょう。

「謙遜」なんて文化もありますから、相手をリスペクトする意味では大切なのですが、必要以上に自分を卑下してしまうと、本当の実力を発揮できなくなってしまうもの。

なぜなら、「自信」というのは、パフォーマンスに直結することが分かっているのです。そこで、AI対人間として話題となったチェス対決から自信をもつことの大切さをご紹介します。

1997年のこと、当時チェス世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフさんは、人類代表としてIBMのコンピューターである「ディープ・ブルー」と対戦しました。

実は、前年にも同じ対戦が行われており、そのときは、カスパロフさんが6戦5勝という圧倒的な勝利を収めたのです。

今回もカスパロフさんの圧勝だと信じられていたのですが、勝負は、予想外の方向へ進んでいきました。

優勢とみられていたカスパロフさんに暗雲立ち込めたのは、第1ゲームの4手目というめちゃくちゃ序盤。

そのきっかけとなったのは、

「ディープ・ブルーの理解できない行動。」

でした。ルークを「D5からD1に動かす」という手を打ったところで、カスパロフさんの手が止まってしまったのです。

チェスや将棋、囲碁というのは「頭脳戦」。何十手先もシュミレーションをして、自分が有利になるようゲームを運んでいくのですよね。もちろん、カスパロフさんもディープ・ブルーのこの不可解な一手の理由を考えに考えたのですが、まったく理解ができない。

そのうちに、カスパロフさんの心の中には、ある疑念が生まれてきました。それは、

「私の頭では理解できないレベルのことなのかもしれない・・・。」

というもの。

ディープ・ブルーの一手は、カスパロフさんの「自信」を、少しずつずつむしばんでいきました。

それでも、さすがチャンピオン。動揺したものの確実に第1戦を勝利で飾ったのです。

しかし、同じような動揺は、第2戦でも起こりました。明らかな「ミス」と思われるような手を「ディープ・ブルー」が打ってきたのです。

あまりにも「訳の分からない動かし方」に動揺を隠せないカスパロフさんは、「引き分け」に持ち込める可能性を捨て、敗北を認めました。

メンタルがぐらぐらに削られた結果、第3,4,5戦共に引き分けたのですが、第6戦では、カスパロフさんらしからぬ「ミス」をしてしまい敗北。

そして、チェスにおいて「人類をコンピューターが超える」という結果がもたらされたのです。

ここで、気になるのは、「ディープ・ブルーの不可解な手は、何だったのか?」ということですよね。調べてみた結果が衝撃でした。なんと、

「単なるエラーによる誤作動。」

だったのです。

そう、カスパロフさんは、単純に深読みをしすぎたのです。そして、自分を追い込みすぎた結果、自信を喪失して、「ミス」をおかしてしまった。

もちろん、日々の生活と、人類の命運をかけた勝負では比較にはならないでしょう。しかし、「自信とパフォーマンスが連動していること」は事実。

「自信過剰」になることも問題ですが、しっかりと自分を認め、自分のよさを発揮して生活できるよう子どもさんにアドバイスしてあげてくださいね。

【先生の話ネタ】子どもの「人間関係」をよくする話

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①初対面の人の大切さ幅広い人間関係づくり学級開き
②人にはそれぞれ役割がある多様性の尊重グループ・チーム決め
③関係性をよくする裏技人間関係の向上幅広い人間関係
④仲間の意見が成功を呼ぶ仲間との信頼関係自分の考えにこだわりすぎな子ども
➄「反対意見」こそ成功のカギ反対意見の大切さ話し合い
⑥偉大な「頼み事」の力人間関係の向上よりよい人間関係

✅①「初対面」の人とつくるグループで「正解率」アップ

・知らない人とグループをつくると気まずい。
・なるべく知っている人と活動したい。
・人見知りで…

というように「人間関係」に対して積極的になることができないお子さんもいるでしょう。

そんなお子さんには、こんな話はいかがでしょう。

「みんな顔見知りのお友達グループ」「初対面の人もふくめたグループ」が、「なぞ解き」にチャレンジしました。様々なヒントをもとに、なぞを解いていきます。

全て終わった後、「なぞ解き」をしたことに対して振り返ってもらったのです。さて、「顔見知りグループ」と「初対面の人もいるグループ」では、どちらの方が正答率が高かったと思いますか?

ちなみに、「顔見知りグループ」の方が、

「話が盛り上がって楽しかったし、解答も自信がある!」

と答えました。

一方の「初対面の人もふくめたグループ」では、

「話し合うことに気をつかった。」

という感想が聞かれ、「解答」に対する自信もそれほど高くありませんでした。

しかし、結果は、まったく予想とはちがったのです。なんと、

「『お友達グループ』の方が、自信があったのにもかかわらず正答率が低かった。」

というのです。

このような結果になったのは、とっても単純な理由。

「『友達グループ』は、普段から考え方を共有していることから『いいね!いいね!』で話が進み、クイズの答えに対して多様な可能性を追求できなかった。』

というのが、正答率の分かれ道になったのです。

一方で「初対面の人もいるグループ」は、

「自分とは違った考えが出されることによって、多様な可能性を追求できた。」

ということ。

「初対面の人」がいたからこそ、「正答率」が高まったのです。

🔽「グループづくり」について「もっと知りたい!」という方はこちら。

✅②人間には、それぞれに合った「役割」がある

アメリカバスケットリーグ(NBA)のあるチームが、優勝するために「平均得点の高い選手」を集め、リーグの中で「平均得点が最も高いチーム」を作り上げたのです。

しかし、結果は散々なものでした。「優勝」なんて全く手が届かないという結果。

その理由は、とっても簡単。

「バスケットというスポーツは、『得点が全てではない』から。」

なのです。

選手によって伸長や足の速さなど、様々な「違い」がありますよね。その「違い」をうまく使って、「自分に合ったプレー」をすることで、チームとしての総合力が上がるのです。バスケットは、「得点」だけではありませんものね。「リバウンド」があり、「パス」がつながるから「シュート」ができる。そして、「得点」になるのです。

だからこそ、「チームのメンバーが誰なのか?」を気にするよりも、「自分はどんな役割ができるのか」を考えて、「チームに貢献する」ことの方が大切なのです。

🔽「チームづくり」について「もっと知りたい!」という方はこちら。

✅③仲良くなるこつは、「頼み事」

「人に「頼み事」をするのは、ちょっと気が引ける。」

なんて思ったことありませんか。実は、これは全くの逆という調査があるのです。

まずはh、ベンジャミン・フランクリンさんの例をご紹介します。

フランクリンさんがペンシルベニア州議会議員だったときのこと。別の議員から、激しくライバル視されたことがあったようです。どうしても居心地のわるいこの状態を、フランクリンさんは意外な方法で乗り切ったのです。その方法が、

「相手の議員から本を借りること。」

だったのです。

敵視に対して困り果てたフランクリンさんは、ふと相手の蔵書に希少本があったことを思い出し、「ぜひとも、その本を貸してくれないだろうか。」とお願いしたというのです。「嫌われている相手になぜ?」と思いますよね。

しかし、この作戦が、二人の関係性を向上させました。

借りた本を読み切ったフランクリンさんは、本の感想と貸してくれたお礼を丁寧に綴った手紙を渡しました。すると、その議員さんの態度が一変。次の議会で会ったときには、とても礼儀正しい接し方をしてくれるではないですか。

実は、この態度の豹変は、ぼくたち人間のもつ「自分の行動は、一貫したものであってほしい」という心理が関係しているのです。

簡単に言うと、「わざわざ、本を貸してあげたということは、相手に対してそれほどわるい気持ちはもっていない。」というように、自分の行為と気持ちを「一貫したもの」として認知していくのです。

その結果、それまでは「気に入らないやつだ」となっていた気持ちが、「本を貸し借りする仲間」というように書き換えられ、その「仲間」に対する態度に変化していったのです。

ぜひとも、「頼み事」の効果を存分に発揮して望ましい人間関係をつくりあげてくださいね。

✅④「仲間」の意見が成功を呼ぶ~iPhoneのアイデアはスティーブ・ジョブズではない

毎年、新作iPhoneが発売され、熱狂的な人気ぶり。

iPhoneと言えば、天下のアップル社ですが、アップル社と言えば、もはや伝説と化しているスティーブ・ジョブズさん。

次々と革新的な商品を販売し、文字通り天下を取ったのですが、アップル社の主力商品であるiPhoneを提案したのは、ジョブズではなく従業員だったという話はご存じでしょうか。むしろ、ジョブズは、「冗談もほどほどにしろ!」と罵倒したと言われています。

それもそのはず、従業員チームがiPhoneを提案したときは、2004年のiPod全盛期。正解中でiPodがめちゃくちゃ売れていた時期でした。そんな売れ筋商品を握っておきながら、未知数である携帯電話業界になぐり込むなんてリスクは、なかなかGoを出しにくい気持ちも分かります。

ジョブズさん自身、通話が途切れたりソフトウェアがクラッシュしたりする携帯電話にいらっとして、地面にたたきつけて粉々にした経験もあったことから携帯電話をつくることには乗り気ではなかったのです。

しかし、従業員チームは諦めませんでした。

エンジニア数人は、水面下でのリサーチを進めていたのです。そして、「アップル社の信念に基づいた携帯電話」という謳い文句でジョブズをなんとな説得したのでした。

このように、よいアイデアというのは、一人の天才によってのみ生み出されるわけではありません。

どれだけ優れた天才でも、アイデアのよしあしを100%の確率で判断できるわけではないのです。だからこそ、様々な経験値のあるチームで多面的に考えて出されたアイデアが優れた成果につながることもあるのです。

もちろん、「自分の考え」にばかり固執することはチャンスを逃すことにつながりかねません。

リーダーであれば、「仲間」の意見に耳を傾けることが大切ですし、「チームの一員」であれば、自分の専門性を存分に発揮して、自分なりの見方を伝えていくことで、全体としてのレベルアップにつながるのです。

✅➄「反対意見」が成功を呼ぶ

一口に「話し合い」といっても、内容をよりよくするのは難しいものです。

というのも、結論まですんなり達した話し合いがいいかといえば、そうでもないからです。話し合いによって目的はそれぞれですが、「よりよいアイデアを出す」ような目的の場合は、内容に”ひっかかり”がなく、「いいね、いいね!」で決まったものが、他者の共感を呼ぶ斬新なものとはいいがたい場合もある。

特に、話し合いのメンバーが「気心知れた友人同士の集まり」であった場合、「話し合いの満足度は高いが、アイデアの質は低い」というような研究結果もあるのです。(①でもふれました

では、「どうしたら話し合いの質を高めることができるか?」ですが、その答えこそ「反対意見」なのです。

企業によっては、「反対意見を述べる役割の社員」を会議の中にこっそりと忍ばせるほど、話し合いの質を高めるためには必要不可欠。

これほど貴重な役割を担う「反対意見を述べる人」の存在ですが、ときに「協調性がない」と判断されることもあるでしょう。しかし、「反対意見を述べることができる」という特性をもった人と出会えたのであれば、どうにかして話し合いの質を高めるために一役買っていただきたいもの。ファシリテートする側としては、意見の調整に気をつかうかもしれませんが、ぜひとも活躍していただきましょう。

例えば、大ヒットを連発するピクサーの事例が可能性に満ちています。

トイストーリーの大ヒットから次々と名作を生み出してきたピクサー。そんなピクサーにおいて次回作を提案したブラッド・バードさんの構想には、二の足を踏んだそう。

提案がすんなり通らなかった理由は、主人公が「おもちゃ」でも、「虫」でもなく「人」だったこと。当時のコンピューター・アニメーション技術では、困難なプロジェクトになることが懸念されたからでした。

しかし、ブラッド・バードさんは、意外なチーム編成で、その困難を打破しようとしました。集められたメンバーは、なんと、「各チームのはみ出し者」だったのです。

「他者より優れた力をもっているにもかかわらず、発揮する術を知らずに悶々としている社員」

を寄せ集めて、プロジェクトチームを編成したのです。集まった「はみ出し者」を前に、ブラッドは言いました。

「きみらが、このプロジェクトを成功させることができるとは、社内の誰も期待していない。しかし、スーツ姿のお偉いさんたちは認めなくても、僕はきみらの能力を信じている。」

それぞれのチームで「厄介者」と裏で呼ばれていた人たちは、これまでの鬱憤を晴らすかのように奮起し、プロジェクトに全身全霊を傾けたそう。

その結果、当時、ピクサー作品の中で最も複雑な技術を駆使した映画を完成させました。それが、「Mr.インクレディブル」だったのです。なんと、1分あたりの制作コストは、それまでのどの作品よりも抑えられえていたというおまけつき。

「非協調的」で、「これまで通り」とか「普通」という概念をよしとしない特性をもった人だからこそ、この偉業が達成できたのです。

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✅⑥人間関係を深める「頼み事」の力

気の合う仲間ができたら、「もっと仲を深めたい!」と思いますよね。

友達ではなくても、「あの子ともっと仲良くなりたい!」と思うこともあるでしょう。そんなとき、役立つ方法が、

「頼みごとをする」

ことなのです。

行動科学者のジョン・ジェッカーさんとデビッド・ランディさんが行った実験を紹介させてください。

実験に参加した人たちはある競争をさせられました。もちろん、競争ですから勝敗が決まります。その勝敗に応じて、負けた人から勝った人へお金を払いました。

そして、ここからがおもしろい。

競争に負けてお金を払った側がある頼みごとをしてきたのです。それは、

「あの~、手持ちがほとんどなくなっちゃったから、さっき渡したお金返してくれない?」

というお願い。

勝負に勝ってお金を獲得したグループの半分の人には、このお願いをして、もう半分の人には特に何もしなかったのです。

このお願いをされた人たちのほとんどの人が同意してお金を返したとのこと。人間も捨てたもんじゃないとほっこりして終わりそうになりましたが、実験の本質はここからです。なんと、

「お金を返した人たちのほうが、返してくれと頼んでくれた人に対する好意が高かった」

というから驚きですよね。

なぜか、獲得したお金を返却するはめになった人たちの方が、お金を獲得したままの人たちよりも、好意が高まるという不思議な結果になったのです。

ここでネタバレすると、この結果、ぼくたちが持ち合わせている「一貫性の法則」というものの仕業なのです。ざっくり解説すると、「自分がした判断は一貫していたい」という心理状態を言います。

この実験では、「お金を返す=相手の頼みを聞く=その相手のことを大切に思っている」という一貫性が働いたのです。

ということはですよ、「こんなお願いをしたら相手にとっては迷惑だよな。」と気をつかって諦めるよりも、むしろ「頼みごとをした方が双方の関係性がよくなる」ということではないですか!

余計な気遣いなど不要なのです。特に「仲良くなりたい」と思う人がいるのなら、積極的に「頼み事」をして人間関係を築きあげていきましょう。

【先生の話ネタ】意外な事実!子どもの「考え方」を広げる話

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①「失敗」の大切さ「チャレンジ精神」を高める「失敗」を怖がる子ども
②「失敗」の大切さ「失敗」を進んで受け入れる「失敗」を怖がる子ども
③「継続」できる方法「継続」のこつを知る「挫折」しそうなとき
④「時間」の大切さ「時間」の大切さを知る暇をもてあましているとき
➄「睡眠」の大切さ「睡眠」の大切さを知る「寝不足」の子ども
⑥「ねばり強さ」の見分け方ちょっとしたことが大切自分をふり返るとき
⑦「読書」の大切さ「読書」が人生を変える「読書」単元の導入
⑧受け入れられる「頼み方」「頼み事」の成功率を上げる「頼み事」をするとき
⑨「伝記」の意外な効果目標への意欲を高める目標を決めるとき
⑩「意見」に納得してもらうための方法意見に賛同してほしい話し合い・討論会
⑪人助けは、ほどほどに目標達成への意欲自己犠牲になりがちなとき

✅①「失敗」は、早いうちにした方がよい

子ども、大人関係なく、僕たちは「成功者」にあこがれます。

しかし、その「成功者」は、「成功」したところを取り上げられているだけであって、その後ろに隠れた「失敗」が大きく取り上げられることはありません

だからこそ、子どもたちは、「失敗することの大切さ」を教えてあげたいものです。

そこで、とりあげたい話の1つとして経済学者クリストフ・チャムリーによる「ファーストペンギン」の話があります。

南極大陸に生息する小型のアデリーペンギンは、大好物のオキアミなどのエサを探して水際まで集団で押し寄せます。しかし、水の中には、ヒョウアザラシのようなペンギンを捕食する天敵がいるため、だれもすぐには海へ飛び込まないのです。

彼らがとる作戦は、なんと、

「我慢比べ」

という手段に出ます。「誰かが飛び込む(押されて落ちる)まで様子を見る」という戦法です。

しかし、考えてみてください。誰も飛び込まない状態で、1番に飛び込んだとしたら…。そうです、大好物を独り占めすることができますよね。もちろん、ペンギンの場合は命がけなのですが。

しかし、僕たち人間の場合は「命がけ」の場面はそう何度も訪れません。

ということは、「1番に飛び込んで上手くいかなかったとしても、それほどの痛手はこうむらない」とも言えます。しかし、裏を返せば、

「1番に飛び込んだからこそ得られるメリットも大きい」

のは言うまでもありません。

さらに、付け足し情報。「失敗するなら早めの方が良い理由」があります。それは、

「チャレンジ回数は、若くして失敗した方が多くなる!」

というひどく単純な答え。

「大人」になるということは、「自分一人では決断できない状況になる」とも言えるでしょう。だからこそ、「自分に全て決定権がある状態」で様々なチャレンジをすることは、自分の人生においてメリットしかありません。

もちろん、「思い通りにいかない」なんて経験もするでしょう。しかし、それは、次へのチャレンジするための「経験値」であり、長い人生においては「プラス」なのです!

だからこそ、思いとどまって様子を見るのではなく、「ファーストペンギンとして飛び込んでみる」という決断ができる子どもほど、多くのメリットを享受することができるのです。

✅②「実力アップ」は、「失敗」を受け入れることから始まる

僕たちは、スポーツ選手やミュージシャン、YouTuberのような”きらきら”した職業にあこがれをもちます。その理由は、とっても単純で、「楽しそうだから!」という理由でしょう。

しかし、同時に見過ごしてしまいがちなのは、

「楽しそうに活躍するまでの過程では、もれなく『練習』をしてきた!」

という至極当然な事実。

それと同じくらい子どもたちから聞かれることは、

「失敗をしたくない!」

という心からの叫び。

もちろん、長い人生において「失敗をしない」ということは不可能です。だからこそ、教えてあげたいのは、

「『失敗』を受け入れてこそ、成長のチャンスをつかむことができる。」

という”こつ”なのです。

当時13歳だったクラリッサさんは、クラリネットを「10倍の速度で技術を習得した」ということで、音楽業界で有名になりました。もちろん、「クラリッサが、特別な才能をもっていたんでしょう?」という特別意識も分かります。

しかし、そうではありません。クラリッサの練習法について紹介したコイルによれば、

「クラリッサは、音楽的な『才能』がなく、『良い耳』でもなく、『リズム感』は平均的で、『意欲』も平凡である。」

と述べています。

では、クラリッサが、どのようにクラリネットを練習したかというと、

「数音弾いて音を外すとストップ。楽譜を確認して最初からチャレンジ。そして、音を外すとストップ。」

という「とことんミスに特化して進めていく」という練習方法をとったということなのです!

「マインドセット」で有名なキャロル・ドゥエックさんも、

「正解したときよりも、間違えたときのほうが脳は活発に働いている。」

ということを実験から確かめたように、

「『失敗』したことを自覚し、その『失敗』を何とかしようと試行錯誤することに成長のチャンスがある。」

ということなのです。

🔽「練習効率を上げる方法」についてもっと知りたい方は、こちらもどうぞ

【参考文献】📚「無敵」のマインドセット

✅③なかなか「上達しない」から、すぐに嫌になってしまう

人生における「成功」を勝ち取りたいのであれば、必要な資質・能力はいくつもあるのですが、絶対的に必要不可欠なのは、

「粘り強さ」

でしょう。

多くの人が、夢に見た「成功」に辿り着く前に自分の可能性に見切りをつけてしまうことは”あるある”です。

🔽とはいえ、「見切りをつける力」もときには大切

その「あきらめ」のきっかけとなるイベントも、

・他者からの否定
・先が見えない計画性
・努力に対する結果重視思考

このように多種多様でしょう。

では、このような「あきらめイベント」に負けず、自分を貫いて「継続する」ためには、なにが必要なのでしょうか。実は、ある合言葉を口癖にするだけで「やり抜く力がつく」という驚きの調査結果があるのです。

その「魔法の合言葉」とは、

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」

なのです!!

あなたは、「世界一過酷な軍隊」と呼ばれる「シールズ」をご存じでしょうか。海軍特殊部隊、言い換えれば、エリート集団である「シールズ」の入隊試験は、過酷極まりの無いもので、挑戦者の、約94%は脱落すると言います。

入隊訓練を受けた490期生では、「256名中たった16名しか合格できなかった」というのですから、試験の過酷さが感じられますよね。

もちろん中途半端な隊員を増やさないためには過酷な訓練が必要なのですが、同時に「隊員数が思うように増えない」という悩みも抱えていたのです。そこで、見事に合格を勝ち取った現役シールズの隊員には、「どのような特徴があるのか」が調べられました。

その調査から分かったことが非常に興味深い。まず、性格として、

「楽観的である!」

という結果が出たのです。

「楽観的」というのは、「何事もプラス思考で考える」と言ってもいいでしょう。しかし、注意すべきは、

「『なんでも上手くいくっしょ!』と考えて『行動』を起こさない『楽天家』とは違う。」

ということです。

「楽観的」というのは、もちろん「プラス思考」なのですが、「前向きに考えながらも着実に努力を積み重ねて準備をする」という「行動力」ももちあわせていることがポイント。さらに、「シールズ」を調べていくことで、「楽観的+α」が分かりました。

それが、

「自分に対する前向きな声かけが多い!」

という特徴があったのです。

もう少し具体的に言うと、何かしら、「困難な状況」に陥った時、自分に対して、

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」
・「きっとうまくいくさ!」
・「自分の努力を信じよう!」

という「ポジティブな心のつぶやきが多い」という特徴が確認されました。

人間は、自分自身に対して毎日「300~1000語の心のつぶやきをしている」と言われています。その「心のつぶやき」が「ポジティブ」なほど、「やり抜く力」、言い換えれば「継続力」が高いと言えるのです。

ちなみに、「シールズ」だけでなく、「営業マン」でも同じような結果が出ています。なんと、

「楽観主義営業マンの方が悲観主義営業マンよりも、営業成績がよい!」

という結果があるのです。

そのからくりは、もちろん「前向きさ!」。

もっと言えば、

「断られても楽観的に考えている結果、単純にチャレンジ回数が増える!」

ということに結びつきます。

もちろん、チャレンジする中での「創意工夫」も営業成績に深く関係しているのは間違いありません。しかし、「とにかくチャレンジして失敗しても経験値を増やして改善する」という「前向きさ」が営業成績を押し上げていることは、間違いないのです!

🔽もうちょっと詳しく知りたい方は、こちら。

🔽「粘り強さ」を発揮する方法は、こちらもどうぞ!

【参考文献】📘・残酷過ぎる成功法則

👉ちなみに「残酷すぎる成功法則」が今ならKindle Unlimitedの読み放題プランで無料なので、こちらの方がお得です。

✅④「人生」において最も大切なものは、「時間」である

「Time is money(時は金なり)」

というのは、アメリカ創始者の一人で、政治家でもあり物理学者、気象学者と様々な実績を残したベンジャミン・フランクリンさんの名言の1つでしょう。

「時間はお金と同じくらい大切なものだから大切にしなさい!」

というありがたい教えなのですが、子どもの頃は、「時間の大切さ」はなかなか実感できないもの。だからこそ、

「『お金』は、自分のがんばりで何とかなるが、『時間』はどんなにがんばっても増やせない。」

という本質部分を教えてあげることは、子どもさんの人生設計においてとても大切です。

「時間」の貴重さに気づいてもらうため、ぜひともマスターしてほしい考え方を付け足しておくと、「トレードオフ思考」という考え方も、チャンスがあれば、ぜひ子どもさんに教えてあげましょう。

「トレードオフ思考」というのをざっくり解説すると、

「何かやるには、何かをやらないという選択をしないといけない。」

というもの。

人生は、いわば「選択の連続」です。日々、起きてから寝るまで、多種多様の選択に迫られる私たちは、「やること」と「やらないこと」を意識してか無意識か、「選択」して生きているのです。

これは、「時間」でも「お金」でも「勉強」でも「就職」でも、何にでも応用ができる優れもの。子どもたちが未来を開いていく武器として、身に着けてもらいたいものです。

🔽「時間」について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

✅➄「睡眠不足」は、ありとあらゆるものを奪う

「睡眠不足」の危険性は、広く知られています。

しかし、「睡眠不足の解消」は、なかなか難しいですよね。最近は、テレビだけでなくスマホが普及し、24時間好きな時に好きな情報を得ることができるため、「睡眠時間の確保」は、さらに難しくなっています

テクノロジーは、急速に進化していますが、僕たち人間の基本的な構造は変わっていません。

やはり、「睡眠時間」の大切さは、これまでと変わらないのです。では、「睡眠不足になることでどのような影響が出るのか?」ということが気になりますよね。

「外見的な魅力度が減少する」なんて「見た目」への影響もありますが、もっと深刻なのは、

「ネガティブ思考になる。」

ということでしょう。

あなたも経験があるかもしれませんが、「睡眠不足」になると、

「ちょっとしたことでイラっとする。」
「ちょっとしたことで、気分が落ち込む。」
「ちょっとたことが不安で仕方がない。」

なんてことは、分かりやすい負の影響ですよね。

このように「ネガティブ」にとらわれやすくなるのは、もちろん「脳」の影響です。カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカーの研究によると、

「睡眠不足になり、脳の偏桃体という部位がより反応しやすくなる。」

ということが確認されています。

「偏桃体」というのは、人間の「不安」とか「恐怖」の感情を司る部位のこと。「睡眠不足」になると、

「正常の睡眠時間の人に比べて偏桃体の反応が60%も高まる。」

ということですから、ありとあらゆることに対して「ネガティブ反応」になってしまっても仕方がないでしょう。

しかし、この「ネガティブ反応」は、あなたの「能力」を下げるだけでなく、

「人間関係も破壊する。」

という、取り返しのつかないことにつながるかもしれないのです。

やはり、「不機嫌な人には、近づきたくない」ですものね。ぜひとも、十分な「睡眠時間」を確保して、充実した「学校生活」を過ごしましょう。

🔽ちなみに11日間も寝なかった人がどうなったか知っていますか?こちらにまとめました。

✅⑥「ねばり強さ」は、ちょっとしたことで分かる

「占い師」や「メンタリスト」でなくとも、興味をもって人とかかわることで、ちょっとした「考え方のくせ」を見分けることができるもの。それもそのはず、ぼくたちは、

「考えていることが『行動』や『言動』になって表れている。」

のですから、当然でしょう。

余談ですが、「他者の本当の考えを見分ける方法」を知っていますか?人間は、おもしろいもので「『主張』していることと『行動』が伴っていない」なんて矛盾におちいることがあります。

この矛盾した状態は、まさに、

「『言っていること』と『考えていること』が食い違った状態」

なのです。

ということは、「他者の本当の考え方を見抜くには、次の3ポイントをチェックすること」が大切です。

①その人の「言葉」をチェック
②その人の「行動」をチェック
③その人が「喜ぶこと」をチェック

この3つのポイントが全て一貫していれば、その人は、「自分の理念に基づいて生きている人」と言えます。

余談が長くなってしまいました。

ここでの本題は、「ねばり強い人の見分け方」をご紹介します。経済学者のマイケル・ハウスマンは、「顧客サービス係の勤務が『長く続く人』と『すぐに辞める人』の違いを見分けられないか。」と調査しました。

銀行や航空会社、携帯電話会社でお客さんの「電話対応」をする従業員、3万人以上のデータを基に調べたところ、

「パソコンのブラウザを調べることで見分けられる。」

ということに気づきました。

結果をまとめると、

「ブラウザに『ファイアフォックス』や『クローム』を使っていた従業員は、『インターネットエクスプローラー』や『サファリ』を使っている人よりも、15%も長く勤務していた。」

ということが分かったのです。

これだけだと、分かりずらいので言い換えると、

「ブラウザを『インターネットエクスプローラー』や『サファリ』のような『与えられたものをそのまま使う人』より、『ファイアフォックス』や『クローム』といった、『自分なりにもっとよいものを探して使った人』の方が仕事を続ける傾向にある。」

ということなのです。

この調査から示唆されることを「ねばり強さ」につなげると、

「『与えられたものをそのまま使う人』よりも、『自分なりにアレンジしてよりよい状態にしようとする人』の方が、より『ねばり強い』と言える。」

でしょう。

これは、パソコンのブラウザに限ったことではありません。日常生活、「勉強に対する心がまえ」として、

「与えられた課題でも『自分なりにおもしろくしよう!』という気持ちで取り組むことができる人は、まさに『ねばり強い人』」

でしょう。

「自分のちょっとした心がけ」で、「ねばり強さ」を高めていきましょう。

✅⑦子ども時代の「読書」が、大発明につながる

国語の授業で必ず通る道が「読書」ですよね。

・お気に入りの本を紹介し合う。
・おすすめの本の要約を書く。
・同じ著者の作品を数冊読んでみる。

などなど、高学年になればなるほど「本の読み方」もむずかしくなってきます。

もちろん、普段から読書に親しんでいる子どもにとってみれば、願ったりかなったりであり、楽しく学ぶことができるでしょう。しかし、困ってしまうのは「本?全然読まないけど…」という子どもたち。

あなたのクラスにもたくさんいるのではないでしょうか。

そのような子どもたちに少しでも「読書熱」を高めてもらうため、こんな話を紹介してみてはいかがでしょう。

「ハリー・ポッターを読んだ子どもは、自分との違いを受け入れてだれともでも優しく接することができる。」

という調査結果があるのです。

「本は心の栄養」と言われますが、やはり「本の内容に影響される」ということは実際にあり得るのです。

”ハリーが純血の魔法使いでない”という理由で、周囲から差別的な扱いを受ける様子に感情移入することで、実際の生活態度が向上するのですから読書の効果がどれだけ有用なのかが感じられます。

また、合わせて話をしてあげたい内容として、

「本を通して独創的な話に触れると、創造力が高くなる。」

という効果もあるのです。

ある実験では、

「1810年から1850年までの間に、ユニークな目標達成を題材とした子ども向けの物語が66%増えると、その物語を読んだ子どもたちが大人になった1850年から1890年にかけて、特許査定率が7倍になった。」

と、報告されています。

このような調査から分かるように、

「子どもの頃に独創的な物語に触れて育った子どもたちが大人になったとき、新しいものを創造する。」

ということが示唆されたのです。

世の中を変える大発明は、「天からアイデアが降ってくる」のではなく、「読書を通してふくらませた想像力」がきっかけとなっている可能性があるのです。

✅⑧「〇〇だから」という頼み方で成功率アップ

当然のことながら、全てのことを一人でこなすことは不可能。ときに、人の助けをかりる必要もあるでしょう。

そんなとき、気になるのは「自分の頼みごとを引き受けてくれるか」ということですよね。実は、「頼み事の成功率を上げる方法」があるのです。それが、

「〇〇だから。」

という「頼みごとをする理由」を付け加える方法。

「そんな単純なことで、成功率が上がるの?」と疑問に思うでしょう。しかし、この「理由付き頼み事」の効果を実証した実験があるのです。

行動科学者のエレン・ランガーさんは、コピー機を使うために並んでいる人を対象にして実験を行ったのです。

その実験は、並んでいる人に対して、「すみません。5枚だけなのですが、先にコピーを取らせてもらえませんか?」とお願いするというとてもシンプルなものでした。しかし、この「頼み方」以上に成果をあげたものがあったのです。それこそ、「理由をつけてお願いする」という方法、

「先にコピー機を使わせていただきますが、とても急いでいるので。」

というようなかたちでお願いしたところ、94%の人が譲ってくれたというのです。しかし、この実験のおもしろいところはこれだけでは終わりません。

「すみません、先にコピーをとらせていただきませんか。コピーをとる必要があるので。」

という「頼み方」にチャレンジしたのです。

確かに理由を付けたお願いですが、肝心の理由の部分がまったくもって意味がない。しかし、この「頼み方」の成功率は、「まっとうな理由で頼むときと変わらなかった」というのです。

この実験から示唆されたことは、「頼みごとをするときには、お願いする理由を付け加えることで成功率を上げることができる。さらに、その理由の部分は何でも可」ということなのです。

「なんか理由があって順番を待っていられないんだな。」と察知したコピー機待ちの人たちは、「えっ?」と思いつつ、うっかり譲ってしまうのでしょう。

参考文献】📚ORIGINALS

      📚影響力の武器 実践編

ちなみに、「教師ネタ話」の多数提供してくれるアダム・グラントさんの本、全てが「Audible」で聴き放題です。

✅⑨「伝記」を読むことで「目標達成」への意欲が高まる

・自分なりの目標をもって取り組んでほしい。
・決めた目標を達成するために努力してほしい。
・目標を達成した充実感を味わってほしい。

子どもの成長を応援する大人であれば、こんな願いをもちますよね。しかし、「目標達成」というハードルは、予想以上に高いもの。「目標を立てたけれど、いつしか目標自体を忘れてしまった。」なんてのは”あるある”です。

だからこそ、子どもたちには、「目標達成」の素晴らしさを味わってほしい。そんな大人の願いを助けてくれるのが「伝記」なのです。

ビジネスの世界でも「メンターをもつことで仕事効率をあげる」という効果が確認されていますが、子どもも同じ。実在する人物ではなくても、「伝記の主人公の生き方」を読み取ることで、人生におけるよりよい指針を手に入れることができるのです。

例えば、イーロン・マスクさんが、子どもの頃に影響を受けた本を聞かれ、「指輪物語」と答えています。

イーロン・マスクさん然り、「イノベーションを起こす人は、子どもの頃に独創的な物語を読んでいた。」なんて調査があるのです。未来をテーマにした物語で創造力を高めた子どもが大人になって、夢見ていた世界を創り上げるなんておもしろいですよね。

さらに、『ハリー・ポッター』を子どもの頃に読んでいた人の方が、多様性を受け入れ偏見をもちにくい」なんて調査もあります。ハリーたちが、差別的な行いを受ける物語に影響され、よりよい判断力を身に付けたのでしょう。

このように、子どもたちが本から受ける影響は大きいもの。だからこそ、「目標に向かってこつこつ努力すること」の大切さを伝えるのであれば、読みやすい「伝記」が最高の手立てなのです。

さらに、こんな研究もご紹介します。

心理学者のペネロペ・ロックウッドさんとジバ・クンダさんは、大学生に「こらから先の10年間で、どんな目標を達成したいですか?」と質問をしました。その「目標」の中身を見て見ると、大学生があげてきた「目標」は、ほとんどが平凡なものだったとか。

しかし、この「平凡な目標」を「最高の目標」とした手立てがありました。それが、「ずば抜けた成果を出した大学生について書かれた新聞の記事」だったのです。

「伝記」とまではいかなくとも、「同年代の努力家が、素晴らしい結果を出している」という情報に触れることで、自分の目標を見直し、より高みを目指して進もうという気持ちを抱くことができるのです。

ただ、「高い目標をもつ」ことと「こつこつと努力できる」ことは別。

「努力の継続」について子どもたちに話をするのであれば、こちらの記事がヒントになります。

➢「ハリー・ポッター」は、kindleでもAudibleでも無料です。

✅⑩「意見」は、「内容」よりも「だれが言うか」が大切

・発言力の違いって何だろう?
・良い意見なのに賛同者が少ない理由は?
・内容はめちゃくちゃなのに採用された。

なんて経験はありませんか?

実はこのケース、「発言者の信用」に左右されている可能性が大きいと言えます。

心理学者のエドウィン・ホランダ―さんは、

「周囲の人との関係において『信用』をためておくことで、ときにめちゃくちゃ変なことを言い出しても、喜んで力を貸してくれる。」

ということを発見したのです。
#GIVE&TAKE

普段から心地よい仲間意識を築いておくと、斬新なアイデアを出したとしても、

「まぁ、あの人が言うんだからやる価値あるかもね!」

という話の流れになりがちということ。

だからこそ、「自分の意見に賛同してほしい!」という強い願いをもっているのであれば、「意見の内容を整える」よりもまずは、「他者貢献をして信用ポイントをためる」という作戦に出た方が良いかもしれません。

ちなみに、「宿題わすれ」において「叱られる」場合と「流される」場合があることも気になりませんか?実は、これも「他者貢献からくる信用ポイントの蓄積結果」なのです。

日頃から「他者貢献」をしているからこそ、ミスをしても「まぁ、そういうこともあるよ。」と流してもらえる可能性は高まるのです。

もちろん、このおうな人間の特性を逆手に取る「信用失墜行為」はやめましょう。

しかし、どのような「環境」に行ったとしても、自分が過ごしやすい場所としたいのであれば、周囲の人の役に立ち、関係性を深めておくことは決して無駄ではないのです。

✅⑪「人助け」は、ほどほどに

「友達には、優しくしなさい。」

と、子どもたちに教えますよね。

もちろん、このアドバイスに間違いはありません。人生の充実度を上げるには「よりよい人間関係」を築くことは欠かせませんからね。だからこそ、「人助け」は積極的に行ってほしいのですが、やりすぎてもいけないのです。

こんな研究をご紹介します。

カナダの心理学者、ラリー・ウォーカーさんとジェレミー・フライマ―さんが、大きな成功を収めた人たちを対象に実験を行いました。実験の対象になった人たちは、長年、地域貢献や人道支援に取り組んできたいわゆる「ギバー」と呼ばれる人たち。

そんな一流の「ギバー」たちが、「『他者貢献』と『自分の利益追求』をどのくらいのバランスで考えているのか」を調査したのです。この結果がおもしろい。

結果は、予想通りでいわゆる「普通の人たち」と比較して「ギバー」とされる人たちの方が、「他者の利益追求に対する動機が、普通の人の2倍も高かった」というのです。

さすが、一流の「ギバー」たち。面接の中で語られたのは、

・若い人たちのお手本になることを心がけている
・低所得者層出身の支援をしている

という目標が語られました。

それに対して、「普通の人」たちが目標としてあげたのは、

・ゴルフのハンディを1ケタにしたい
・もっと魅力的になりたい
・ハンティングで大物のシカを捕まえたい

といった、「自己利益」だったのです。

しかし、おもしろい結果はここで終わりません。調査の中で、意外な事実も見えてきました。それは、

「一流の『ギバー』たちは、他者の利益追求スコアが高かったが、『自己の利益追求』スコアも高かった。」

というのです!

の結果が何を示しているのかというと、「『ギバー』が成功する要因は、他者への貢献度と同じくらい、自分の目標を追求する意欲が高いことにある!」ということなのです。

残酷な現実を付け足しておくと、「『ギバー』だとしても他者の利益追求ばかりを優先していると自分の目標にたどり着けない」というのです。

過度な「自己犠牲」を強いてまで「他者貢献」をするのではなく、「自分の利益」も見据えながら心の余裕をもってギブするくらいのバランスが相手にとっても自分にとっても利益をもたらしてくれるのです。

➢参考文献#「GIVE&TAKE」は、Audibleで無料で聴くことができるのでお得です。

まとめ

「教師」は、「話をする仕事」でもあります。だからこそ、

・子どもたちが楽しんでくれる話。
・子どもたちの考え方を広げる話。
・子どもたちの人生の指針になるような話。

このような有益な話を届けたいですよね。

そのためには、インプットが欠かせません。ただ、日々の業務に追われ、なかなかインプットの時間がとれないことも現実です。そんなときは、本記事から「ネタ話」を探してみてください。

これからも、ちょっとした隙間時間にさくっと話すことができる「ネタ話」をストックしていきますので、ぜひともご活用ください。

🔽「教師」の「話し方」について知りたい方は、こちらもどうぞ。

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