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【教師の話ネタ】「先生の話」で使えるネタまとめ。使える場面ごとに分けて解説

プレゼン

「次は、先生のお話です。」と話をふられることの多い「教師」という職業。

「朝の会」や「帰りの会」、「行事」などなど、様々な場面で「話すこと」を求められるでしょう。

しかし、話をふられて困るのが、

・話すネタがない。
・話がまとまらず、長くなってしまう。
・話の内容が、子どもに伝わらない。

といったことでしょう。

本記事では、このような悩みを解決するための「先生向け話のネタ」をまとめました。

明日の「話のネタ」探しにご活用ください。

目次

「教師」が「話」にこだわる必要性

「教師」は「話す仕事」と言っても過言ではありません。

言うまでもなく、授業では「分かりやすい説明」が求められます。さらに、様々なモチベーションで参加している子どもの集団に対して情報を伝えるわけですから、授業を始める大前提として、「子どもたちの関心を惹く」ことが求められるわけです。

しかし、「子どもたちの関心を惹く」ということは、そう簡単なことではありません。

やってはいけないのは、

「力技で関心を集める。」

ということです。

注意が逸れてしまった子どもに対して「ちゃんと聞きなさい!」と言い聞かせて「無理やり関心をもってくる」という方法では、話の内容が伝わらないのも仕方がありません。

さらに、このような場当たり的な関心の惹き方をしていては、毎時間、毎回、「『力技』を発揮しないと話を聴かない子ども」に育ってしまうかもしれません。

さらに、この方法には、「教師の権威性」が見え隠れしています。「教師」と「子ども」という関係性では、どうしても「先生」と呼ばれる「教師側」に権威がかたよってしまいます。

これは、ある意味仕方のないことなのですが、だからといって「教師が権威をふりかざしてよい」ということではありません。

「権威性が働いてしまうからこそ、子どもに寄り添った支援が必要である。」

ということを、忘れることなく接しないと「心理的安全性」を気付くことはできないでしょう。

だからこそ、「先生の話」は、教師側から「有益な情報」を提供し、

「この先生の話だったら、聴こうかな。」

という「子どもの主体性」をねらうべきなのです。

では、「子どもが聴きたい!」と思う「先生の話」の最大のポイントは、

「子どもの感情を動かすこと!」

これにつきます!

もちろん、「感情を動かす話」の効果は「大人」に対しても有効です。

「そうは言っても、感情を動かす話なんてむずかしいよ!」

というお悩みもあるでしょう。

もちろん、「先生の話をふられる度に感情を動かすこと」は、むずかしいかもしれません。

しかし、人間は「世間話」から「真剣な話」まで、1日の中でありとあらゆる話をします。その様々な話の中には、「くだらない話」もあれば、「感情を揺さぶる話」もあるのです。

言いかえれば、「くだらない話」があるから「真剣な話」の価値が上がるとも言えますよね。

そう考えると、「先生の話の度に感情を揺さぶるのではなく、『ここぞ!』というときに満を持してねらった話をする」ことで、最大の効果を発揮することができます。

ちなみに、その「ねらった話」の効果を十分に引き出すことで、

「この先生の話は聴いておいた方が得するぞ!」

という子どもの「主体性」を発揮することにもつながります。

そんな「イメージ」をもってもらえると、「くだらない話」の効果を上げることにもつながるという、まさに相乗効果。

ぜひとも、本記事の中から使い勝手のよい「子どもの感情を揺さぶるとっておき話」を見つけていただき、「話がおもしろい先生」というイメージを使いこなしてくださいね。



🔽「話し方」のこつについて知りたい方は、こちらもどうぞ!

【先生の話ネタ】子どもの「やる気」を引き出す話

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①成長マインドセットモチベーションアップ学級開き
②脳の可塑性モチベーションアップ年間通して
③才能=生まれつきではない努力の大切さ年間を通して
④発表の時に緊張する緊張を力に変える発表場面
➄めんどくさいめんどくさいことの大切さ勉強・宿題
⑥水やりがめんどくさい自分から行動することの大切さ水やり・当番活動
⑦すぐにあきらめる継続するためのこつ年間を通して
⑧退屈な仕事の恐怖仕事に対する前向きさ当番活動など

【ネタ話の解説】

「成長マインドセット」とは、スタンフォード大学心理学教授、キャロル・ドゥエックが30年以上にわたって研究した結果から得られた知見です。

人間は、「固定的マインドセット」(人は生まれたときから知能と能力が決まっている)という考え方の人と、「成長的マインドセット」(練習や努力で人の能力は、成長できる)という考え方の人がいるという理論で、学習効率を上げるには、「成長的マインドセット」をもつことが大前提なのです。

🔽「マインドセット」について「もうちょっと知りたい!」方は、こちらもどうぞ。

【ネタ話の解説】

世界的に有名な都市であるロンドン。そのロンドンで、合格するまでに平均して12回もかかる試験があるのではご存じでしょうか?それは、

「タクシー運転手」

なのです!

ロンドンは、とにかく道路が複雑なことで有名。2万種類もある目印を全て暗記しないと仕事になりません。

そこで、「タクシー運転手」を目指す人たちは猛勉強するのですが、少なくも4年間は勉強に励む必要があるということです。

そんな「タクシー運転手」を対象として脳の調査を行いました。すると、

「空間的・数学的思考に重要な働きをする『海馬』という領域が年齢に関係なく成長した!」

ということが分かったのです。

脳は、「勉強」して「習得」するにつれて年齢に関係なく常に新しい接続を増やし、回路を成長させていくのです。

しかし、合わせて子どもたちに伝えたいのは、

「使わなくなると再び萎縮してしまう。」

ということ。

「タクシー運転手」たちも、仕事を止めると、「海馬」が委縮したことが確認されたのです。

【もっと知りたい!】~脳の可塑性~

「成長マインドセット」の根拠となっているのは、「脳の可塑性」。ざっくり言うと、

「人間の脳は、使えば使うほど変化していく!」

という事実に支えられています。

1960年代。神経科学者であるマイケル・メルゼニッチは、サルの脳内を区分けして、「マインドマップ(脳の地図)」作りを進めていました。

「マインドマップ」作りに成功した研究チームは、一段落したのも束の間、別の研究に取りかかったのです。

しばらくして、ふと「マインドマップ」に戻った時、そこには驚きの結果が!

なんと、

「描き出された脳のネットワークが変化している!!」

ということに気付いたのです。

この「脳の可塑性」の発見により、それまでは当たり前だった「能力は生まれつき決まっている」という考え方が改められ、「頑張れば能力は向上する!」という「成長マインドセット」につながったのです!

【参考文献】「マインドセット」についてのおすすめ本。

✅③「才能」を開花させるのは「努力」である!

【ネタ話の解説】

心理学者のアンダース・エリクソンは、

「ランダムな数字を記憶する能力の限界」

を調べました。

平均的な大学生と記憶トレーニングを続け、初日は、「7ケタ」か、たまに「8ケタ」という平均的な結果であったのにも関わらず、最終的には、

「脅威の82ケタ!」

という記憶力を示すまでに能力を伸ばしたのです。

さらにエリクソンは、別の学生を対象としてトレーニングを新たに開始しました。その学生も記憶力を鍛えるうちに「20ケタ」まで到達しました。

ところが、その後50時間のトレーニングを積んでも、それ以上の記憶力の向上は見られず、実験から脱落しました。

ここで疑問なのは、

「82ケタ覚えられた学生と20ケタで止まってしまった学生の何が違うのか。」

ということですよね。

ずばり、その記憶力の違いは、

「トレーニングに対する取り組み方だった!」

という結論を研究チームは主張しました。

もう少し詳しく書くと、

「82ケタを記憶した学生は、そのときどきの限界にぶち当たったとき、その限界をぶち破る新しい戦略をあれこれ試していた。」

というのです。

この結果が何を示しているのかというと、

「うまくいかない状況を何とかして乗り越えようという思考錯誤にこそ価値がある。」

ということなのです。

反対に、「結果が出ないから、これは限界ですね。」と自分で「決めつけ」て、試行錯誤しなくなってしまうことでは、折角の「才能」が花開くことはないかもしれません。

🔽「偉人」、「有名人」の努力エピソードは、こちらにまとめました。

✅④「『緊張』を言い換える」だけでパフォーマンスアップ!

【ネタ話の解説】

朝の会での「スピーチ」や、学年そろっての「発表会」など、学校では、様々な発表場面がありますよね。そして、子どもさんによっては、「緊張するからやりたくない!」という子どもさんもいるはずです。

そんな子どもさんの不安をしずめ、パフォーマンスを発揮させるには、「言葉の言い換え」が非常に有効なのです。

ハーバード・ビジネス・スクールのアリソン・ウッド・ブルックスの実験で、100人近い参加者にカラオケで歌ってもらいました。

その参加者の中で、「不安」を感じている人に「不安」という表現ではなく、「自分は興奮している」と気持ちを言い換えて表現してもらいました。その結果、自分の気持ちを「不安」と表現したグループの人よりも、音程の正確さが30%ほど性格だったと判定されたのです。

🔽「緊張」についてもう「ちょっと知りたい!」方は、こんな記事もどうぞ。

【参考文献】📘ネガティブな感情が成功を呼ぶ

✅➄実は、「めんどくさい」ことを求めている?

【ネタ話の解説】

世の中には、「めんどうなのに好まれていること」があります。

・〇〇狩り
・BBQ
・伐採体験

というようなサービスは、本来であれば、「お金をもらって取り組む仕事」のはず。

しかし、その「誰かの仕事」に対して「お金をはらってでもやりたい!」という人がいるからこそ、「ビジネス」として成り立つという不思議なことが起こり得ます。

行動経済学者のダン・アリエリーは、「パンケーキミックス」の事例からおもしろい発見をしています。「何から何までそろったパンケーキミックスよりも、一手間を加える余白を残してあるパンケーキミックスの方が売れる」という不思議な事実を見つけたのです。

このように、人間はときに「めんどうなことを好んで実践する生き物」であり、ときに「めんどうなことの中に大切さが隠れている」場合があるのです。

もしかすると、「めんどう」と言ってさけようとすることに取り組むことができる子どもこそ、「実力を伸ばして理想を叶えていく」かもしれないのです。

🔽「パンケーキの件」について「もっと知りたい!」方はこちら。

【参考文献】📚予想通りに不合理

ちなみに、「予想通りに不合理」は、「Audible」で聴き放題なので、こちらの方がお得です。

✅⑥「めんどくさい」ことを任されることは、「幸せ」をつかむチャンス!

【ネタ話の解説】

学校では、「水やり」が子どもの仕事となることがあります。

もちろん、「水やり」に対するモチベーションは人それぞれでしょう。

そこでやってしまいがちなのは、「全てをルール化してしまう」ということ。

このように、「決められたことをこなす」という活動は、子どもの主体性につながらないのは言うまでもありません。

イェール大学のジュディス・ロディンとハーバード大学のエレン・ランガーは、ある介護施設を対象にして実験を行いました。

その実験では、無作為に選んだあるフロアを「主体性フロア」と名付け、

「部屋に置く植物の世話を居住者に任せる。」

ということにしました。

そして、別のフロアを「非主体性フロア」と名付け、

「部屋に置く植物の世話は、スタッフがやってくれる。」

と、居住者に説明をしました。

さて、それぞれのフロアの居住者にどのような影響があったと思いますか?

この結果がなかなか衝撃的。

「『主体性フロア』の居住者の方が、幸福感が高かっただけでなく、頭脳明晰で様々な活動に積極的に参加するようになっただけでなく、1年後には、『非主体性フロア』の居住者よりも健康になっていた!」

というのですから、「主体性」は絶対に手放してはいけません。

ちなみに、「非主体性フロア」の居住者もその気さえあれば、「自分で水やりをする」という選択をすることができました。スタッフの説明は、「私たちがやりますから任せてくださいね。」であり、「やってはいけない!」ではなかったからです。

では、「なぜ、『非主体性フロア』の居住者は、自ら水やりをしなかったのか?」という疑問が生まれますよね。

これも、ひどく単純な答えに行きつきます。

それは、

「スタッフが『やりますからね。』と言ったことによって、『自分で水やりをする』という選択肢を自らないものとした。」

からに他なりません。

とはいえ、「やりますからね。」と言ってくれる好意に対して、「いや、絶対に私がやる!!」と強気に出るタイミングもないでしょう。

だからこそ「教師」は、「主体性」が働くところまで支援することが大切なのです。

くれぐれも、ルールにしばって、「非主体性」にならないように気を付けてあげてくださいね。

✅⑦あきらめそうになったことを、続けるためには、「ゲーム化」が最強!

【ネタ話の解説】

子どもたちは、「ゲーム」が大好きですよね。もちろん、「ゲーム」の作り手は、「ハマるしかけ」をたくさん散りばめて、「できる限りあきられない」という目標達成をねらっています。

だったら、その「ゲームのハマるしかけ」を利用して、「勉強にハマる」ということも不可能ではありません。

その簡単な方法として、

「頑張れば達成することができ、すぐにフィードバックが得られるゲーム化の効果。」

をご紹介します。

ジョー・シンプソンは、ペルー・アンデス山脈のシウラ・グランデ峰を世界で初めて登頂しました。しかし、その帰り道。下山中に深さ100メートル以上のクラバスへ転落する事故に見舞われたのです。

運よくクレバスの中の雪の中に着地したジョーは、命は助かったものの足を骨折した状態。クレバスに落ちたことで仲間と連絡できなくなってしまうという過酷な状況におかれました。

しかし、ジョーは、自力でベースキャンプまで戻り、一命をとりとめたのです。

そのときに語ったジョーの方法こそ、「ゲーム化」でした。

「20分であの氷河まで行けるだろうか?」

という目標物を設定し、とにかく「自分で決めた目標」を達成するために、体力の限りもがきつづけたのです。

もちろん、一人ぼっちで骨折をしているというお世辞にもイージーとは言えない状態。

しかし、ジョーは、自分で決めた目的地にたどり着くたび、次の目標物を決定し、徹底的に「ゲーム化」を繰り返しました。

もちろん、「ゲームに失敗する」こともあったそうです。

その度に「がっかり」し、いっそう執念を燃やしたということです。

子どもたちは、ここまでの過酷な状況は訪れないにしろ、何かしら「困難な状態」に陥った時には、「短期的な目標」を設定して、「さぁ、ゲーム開始だ!クリアできるかな?」と自分自身に挑戦させるのは、思っている以上の力を発揮すると知られています。

このような「ゲーム化」に近い思考法を、人生の「成功者」は使いこなしている傾向にあります。

例えば、「うまくいかなかった。」という事実を、

「『失敗』したのではない。『うまくいかない』と確かめただけだ!」

と、言い換えて数えきれないほどチャレンジしたことで有名なのは「トーマス・アルバ・エジソン」ですよね。

もしかしたら、エジソンも自分にしか解けない「ゲーム」を心から楽しんでいたのかもしれません。

✅⑧「退屈な仕事」を選ぶことで失われる命

【ネタ話の解説】

新学期。高学年は、委員会やクラブ活動など、学校を運営していくための組織を立ち上げますよね。

そんな中、仕事量たちから聞こえてくるのは、「おれ〇〇委員会にしよ。やることなくて楽じゃん。」みたいな会話。

もちろん、仕事量で選ぶのは個人の自由でしょう。しかし、「楽だから」とか「暇だから」という理由で全てを決定してしまうととんでもない事態を引き起こすかもしれません。

あまりにも、活動に対して消極的な場合は、こんな話はいかがでしょう。

マクギル大学教授のエラン・ショアの研究によると、

「特定の仕事がない状態にいると、若死にするリスクが63%も高まる。」

ということが分かったのです。

まだまだ子どもたちの中にも「仕事=めんどくさい」のようなイメージを抱き、できれば働きたくないなんて理想を抱いている子どもさんがいるかもしれませんが、実は、「仕事」というのは、人間が自分の生活を充実させるためには必要不可欠なものなのです。

もちろん、「めんどくさい。」と思ったり「ストレス」を感じたりすることもあるでしょう。体を壊してまで働くことが大事とは言いませんが、毎日の生活の中で誰かのためになる「仕事の時間」があり、適度なストレス状態におかれているということは、意外とメリットもあるのです。

ちなみに、「仕事内容」も注目したいところ。

「仕事であればなんでもいい。」という訳ではありません。

仕事をしていて次のような状態になってしまうのであれば、転職を考えた方がよいかもしれません。

・仕事内容が単調すぎる。
・仕事内容が重すぎると感じたり、自分に合っていないと感じる。
・職場に疎外感を感じる。

このような状態であれば、「仕事をしたほうが幸福度が上がるんだよ!」とは言えません。

スウェーデンが行った調査では、「単調な仕事に就いている人ほど心筋梗塞のリスクが高まる」なんてことも報告されていますからね。

と、こんな話を子どもにするのはちょっと重すぎるでしょうか。

とにかく、「仕事は、仕事量が少ないかどうかで選ぶのではなく、どれだけ楽しんでできるかというポイントで選ぶんだよ。」ということは教えてあげたいですよね。

【先生の話ネタ】子どもの「人間関係」をよくする話

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①初対面の人の大切さ幅広い人間関係づくり学級開き
②人にはそれぞれ役割がある多様性の尊重グループ・チーム決め
③関係性をよくする裏技人間関係の向上幅広い人間関係

✅①「初対面」の人とつくるグループで「正解率」アップ!

【ネタ話の解説】

「みんな顔見知りのお友達グループ」「初対面の人もふくめたグループ」が、「なぞ解き」にチャレンジしました。

様々なヒントをもとに、なぞを解いていきます。

全て終わった後、「なぞ解き」についてふりかえってもらうと、「お友達グループ」の方が、話がはずんだだけでなく、「解答に自信がある!」と答えました。

一方の「初対面をふくんだグループ」では、「話し合うことに気をつかった。」という感想が聞かれ、「解答」に対する自信もそれほど高くありませんでした。

しかし、結果は、まったく予想とはちがったのです。なんと、

「『お友達グループ』の方が、自信があったのにもかかわらず正答率が低かった。」

というのです。

このような結果になったのは、とっても単純な理由。

「『友達グループ』は、普段から考え方を共有していることから『いいね!いいね!」で話が進み、多様な可能性を追求できなかった。』

のです。それに対して「初対面の人がいるグループ」は、

「自分とは違った考えが出されることによって、多様な可能性を追求できた。」

というのです。

だからこそ、「初対面の人がいるグループ」の方が、「正答率」が高まったのです。

🔽「グループづくり」について「もっと知りたい!」という方はこちら。

✅②人間には、それぞれに合った「役割」がある!

【ネタ話の解説】

アメリカバスケットリーグ(NBA)のあるチームが、優勝するために「平均得点の高い選手」を集めまくりました。

そして、リーグの中で「平均得点が最も高いチーム」を作り上げたのです。

しかし、結果は散々なもの。優勝という夢はかなうことがありませんでした。

その理由は、とっても簡単。

「バスケットというスポーツは、『得点が全てではない』から。」

なのです。

選手によって伸長や足の速さなど、様々な「違い」がありますよね。その「違い」をうまく使って、「自分に合ったプレー」をすることで、活躍できるのです。

そして、「チーム」になったとき、

「『得点』だけでなく、『リバウンド』から『パス』といった様々な役割をそれぞれの選手がこなすことによって、勝利に近づくことができる。」

ということが分かったのです。

「チームのメンバーが誰なのか?」気にするよりも、「自分はどんな役割ができるのか」を考えて、「チームに貢献する」ことの方が大切なのです。

🔽「チームづくり」について「もっと知りたい!」という方はこちら。

✅③仲良くなるこつは、「頼み事」

【ネタ話の解説】

言うまでもなく、この世界には、たくさんの人がいて、それぞれが個性をもっています。

そんな個性的な人と人の関係性をつくろうとすれば、「ちょっとあの人は合わないんだよな。」という気持ちになっても当然でしょう。

もちろん、「誰とでも仲良くしないといけない」ということはありません。うまく距離感を保ちながら、生活していくのも1つの手段でしょう。

しかし、長い人生においては、そうは言ってられないときも存在するのは事実。

ここで、ベンジャミン・フランクリンさんの例をご紹介します。

フランクリンさんがペンシルベニア州議会議員だったときのこと。別の議員から、激しくライバル視されたことがあったようです。どうしても居心地のわるいこの状態を、フランクリンさんは意外な方法で乗り切ったのです。その方法が、

「相手の議員から本を借りること。」

だったのです。

執拗な敵視に対して困り果てたフランクリンさんは、ふと相手の蔵書に希少本があったことを思い出し、「ぜひとも、その本を貸してくれないだろうか。」とお願いしたというのです。

「嫌われている相手になぜ?」と思いますよね。

しかし、この作戦が、二人の関係性を向上させました。

借りた本を読み切ったフランクリンさんは、本の感想と貸してくれたお礼を丁寧に綴った手紙を渡しました。すると、その議員さんの態度が一変。次の議会で会ったときには、とても礼儀正しい接し方をしてくれるではないですか。

実は、この態度の豹変は、ぼくたち人間のもつ「自分の行動は、一貫したものであってほしい」という心理が関係しているのです。

簡単に言うと、「わざわざ、本を貸してあげたということは、相手に対してそれほどわるい気持ちはもっていない。」というように、自分の行為と気持ちを「一貫したもの」として認知していくのです。

その結果、それまでは「気に入らないやつだ」となっていた気持ちが、「本を貸し借りする仲間」というように書き換えられ、その「仲間」に対する態度に変化していったのです。

ぼくたちは、「あの人にこんな頼みごとをしたら迷惑がられて嫌われるかも。」と思ってしまうことありますよね。

しかし、結果は逆なのです。

むしろ、「嫌われている人こそたくさん頼みごとをするべき」であり、「頼み事をきいてもらう間に関係性は、向上していく」のです。

もちろん、「仲良くなりたい」という人にも「頼み事をする」という作戦は効果的。

ぜひとも、「頼み事」の効果を存分に発揮して望ましい人間関係をつくりあげてくださいね。

🔽「多様性」についておすすめの本

【先生の話ネタ】意外な事実!子どもの「考え方」を広げる話。

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ネタ話の内容ネタ話の効果こんな場面で使いたい!
①「失敗」の大切さ「チャレンジ精神」を高める「失敗」を怖がる子ども
②「失敗」の大切さ「失敗」を進んで受け入れる「失敗」を怖がる子ども
③「継続」できる方法「継続」のこつを知る「挫折」しそうなとき
④「時間」の大切さ「時間」の大切さを知る暇をもてあましているとき
➄「睡眠」の大切さ「睡眠」の大切さを知る「寝不足」の子ども
⑥「ねばり強さ」の見分け方ちょっとしたことが大切自分をふり返るとき
⑦「読書」の大切さ「読書」が人生を変える「読書」単元の導入

✅①「失敗」は、早いうちにした方がよい!


【ネタ話の解説】

子ども、大人関係なく、僕たちは「成功者」にあこがれます。

しかし、その「成功者」は、「成功」したところを取り上げられているだけであって、その後ろに隠れた「失敗」が大きく取り上げられることはありません

だからこそ、子どもたちは、「失敗することの大切さ」を教えてあげたいものです。

そこで、とりあげたい話の1つとして経済学者クリストフ・チャムリーによる「ファーストペンギン」の話があります。

南極大陸に生息する小型のアデリーペンギンは、大好物のオキアミなどのエサを探して水際まで集団で押し寄せます。しかし、水の中には、ヒョウアザラシのようなペンギンを捕食する天敵がいるため、だれもすぐには海へ飛び込まないのです。

彼らがとる作戦は、なんと、

「我慢比べ」

という手段に出ます。

「誰かが飛び込む(押されて落ちる)まで様子を見る」という戦法です。

しかし、考えてもみてください。

誰も飛び込まない状態で、1番に飛び込んだとしたら・・・。そうです、大好物を独り占めすることができますよね。もちろん、ペンギンの場合は命がけなのですが。

しかし、僕たち人間の場合は「命がけ」の場面はそう何度も訪れません。

ということは、「1番に飛び込んで上手くいかなかったとしても、それほどの痛手はこうむらない」とも言えます。しかし、裏を返せば、

「1番に飛び込んだからこそ得られるメリットも大きい」

のは言うまでもありません。

さらに、付け足し情報。「失敗するなら早めの方が良い理由」があります。それは、

「チャレンジ回数は、若くして失敗した方が多くなる!」

というひどく単純な答えです!

「大人」になるということは、「自分一人では決断できない状況になる」とも言えるでしょう。

だからこそ、「自分に全て決定権がある状態」で様々なチャレンジをすることは、自分の人生においてメリットしかありません。

もちろん、「思い通りにいかない」なんて経験もするでしょう。しかし、それは、次へのチャレンジするための「経験値」であり、長い人生においては「プラス」なのです!

だからこそ、思いとどまって様子を見るのではなく、「ファーストペンギンとして飛び込んでみる」という決断ができる子どもほど、多くのメリットを享受することができるのです。

✅②「実力アップ」は、「失敗」を受け入れることから始まる。


【ネタ話の解説】

僕たちは、スポーツ選手やミュージシャン、YouTuberのような”きらきら”した職業にあこがれをもちます。

その理由は、とっても単純で、「楽しそうだから!」という理由でしょう。

しかし、同時に見過ごしてしまいがちなのは、

「楽しそうに活躍するまでの過程では、もれなく『練習』をしてきた!」

という至極当然な事実。

それと同じくらい子どもたちから聞かれることは、

「失敗をしたくない!」

という心からの叫び。

もちろん、長い人生において「失敗をしない」ということは不可能です。だからこそ、教えてあげたいのは、

「『失敗』を受け入れてこそ、成長のチャンスをつかむことができる。」

という”こつ”なのです。

当時13歳だったクラリッサは、クラリネットを「10倍の速度で技術を習得した」ということで、音楽業界で有名になりました。

もちろん、「クラリッサが、特別な才能をもっていたんでしょう?」という特別意識も分かります。

しかし、そうではありません。クラリッサの練習法について紹介したコイルによれば、

「クラリッサは、音楽的な『才能』がなく、『良い耳』でもなく、『リズム感』は平均的で、『意欲』も平凡である。」

と述べています。

【参考文献】📚「無敵」のマインドセット

では、クラリッサが、どのようにクラリネットを練習したかというと、

「数音弾いて音を外すとストップ。楽譜を確認して最初からチャレンジ。そして、音を外すとストップ。」

という「とことんミスに特化して進めていく」という練習方法をとったということなのです!

「マインドセット」で有名なキャロル・ドゥエックも、

「正解したときよりも、間違えたときのほうが脳は活発に働いている。」

ということを実験から確かめたように、

「『失敗』したことを自覚し、その『失敗』を何とかしようと試行錯誤することに成長のチャンスがある。」

ということなのです。

🔽「練習効率を上げる方法」についてもっと知りたい方は、こちらもどうぞ。

✅③なかなか「上達しない」から、すぐに嫌になってしまう。


【ネタ話の解説】

人生における「成功」を勝ち取りたいのであれば、必要な資質・能力はいくつもあるのですが、絶対的に必要不可欠なのは、

「粘り強さ」

でしょう。

多くの人が、夢に見た「成功」に辿り着く前に自分の可能性に見切りをつけてしまうことは”あるある”です。

🔽とはいえ、「見切りをつける力」もときには大切。

その「あきらめ」のきっかけとなるイベントも、

・他者からの否定
・先が見えない計画性
・努力に対する結果重視思考

このように多種多様でしょう。

では、このような「あきらめイベント」に負けず、自分を貫いて「継続する」ためには、なにが必要なのでしょうか。

実は、ある合言葉を口癖にするだけで「やり抜く力がつく」という驚きの調査結果があるのです。

その「魔法の合言葉」とは、

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」

なのです!!

あなたは、「世界一過酷な軍隊」と呼ばれる「シールズ」をご存じでしょうか。

海軍特殊部隊、言い換えれば、エリート集団である「シールズ」の入隊試験は、過酷極まりの無いもので、挑戦者の、約94%は脱落すると言います。

入隊訓練を受けた490期生では、「256名中たった16名しか合格できなかった」というのですから、試験の過酷さが感じられますよね。

もちろん中途半端な隊員を増やさないためには過酷な訓練が必要なのですが、同時に「隊員数が思うように増えない」という悩みも抱えていたのです。

そこで、見事に合格を勝ち取った現役シールズの隊員には、「どのような特徴があるのか」が調べられました。

その調査から分かったことが非常に興味深い。

まず、性格として、

「楽観的である!」

という結果が出たのです。

「楽観的」というのは、「何事もプラス思考で考える」と言ってもいいでしょう。しかし、注意すべきは、

「『なんでも上手くいくっしょ!』と考えて『行動』を起こさない『楽天家』とは違う。」

ということです。

「楽観的」というのは、もちろん「プラス思考」なのですが、「前向きに考えながらも着実に努力を積み重ねて準備をする」という「行動力」ももちあわせていることがポイント。

さらに、「シールズ」を調べていくことで、「楽観的+α」が分かりました。

それが、

「自分に対する前向きな声かけが多い!」

という特徴があったのです。

もう少し具体的に言うと、何かしら、「困難な状況」に陥った時、自分に対して、

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」
・「きっとうまくいくさ!」
・「自分の努力を信じよう!」

という「ポジティブな心のつぶやきが多い」という特徴が確認されました。

人間は、自分自身に対して毎日「300~1000語の心のつぶやきをしている」と言われています。

その「心のつぶやき」が「ポジティブ」なほど、「やり抜く力」、言い換えれば「継続力」が高いと言えるのです。

ちなみに、「シールズ」だけでなく、「営業マン」でも同じような結果が出ています。

なんと、

「楽観主義営業マンの方が悲観主義営業マンよりも、営業成績がよい!」

という結果があるのです。

そのからくりは、もちろん「前向きさ!」。

もっと言えば、

「断られても楽観的に考えている結果、単純にチャレンジ回数が増える!」

ということに結びつきます。

もちろん、チャレンジする中での「創意工夫」も営業成績に深く関係しているのは間違いありません。しかし、「とにかくチャレンジして失敗しても経験値を増やして改善する」という「前向きさ」が営業成績を押し上げていることは、間違いないのです!

🔽もうちょっと詳しく知りたい方は、こちら。

🔽「粘り強さ」を発揮する方法は、こちらもどうぞ!

【参考文献】📘・残酷過ぎる成功法則

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✅④「人生」において最も大切なものは、「時間」である!


【ネタ話の解説】

「Time is money(時は金なり)」

というのは、アメリカ創始者の一人で、政治家でもあり物理学者、気象学者と様々な実績を残したベンジャミン・フランクリンの名言の1つでしょう。

「時間はお金と同じくらい大切なものだから大切にしなさい!」

というありがたい教えなのですが、子どもの頃は、「時間の大切さ」はなかなか実感できないもの。

だからこそ、

「『お金』は、自分のがんばりで何とかなるが、『時間』はどんなにがんばっても増やせない。」

という本質部分を教えてあげることは、子どもさんの人生設計においてとても大切です。

「時間」の貴重さに気づいてもらうため、ぜひともマスターしてほしい考え方を付け足しておくと、

「トレードオフ思考」

という考え方も、チャンスがあれば、ぜひ子どもさんに教えてあげましょう。

「トレードオフ思考」というのをざっくり解説すると、

「何かやるには、何かをやらないという選択をしないといけない。」

というもの。

人生は、いわば「選択の連続」です。

日々、起きてから寝るまで、多種多様の選択に迫られる私たちは、「やること」と「やらないこと」を意識してか無意識か、「選択」して生きているのです。

これは、「時間」でも「お金」でも「勉強」でも「就職」でも、何にでも応用ができる優れもの。

子どもたちが未来を開いていく武器として、身に着けてもらいたいものです。

🔽「時間」について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

✅➄「睡眠不足」は、ありとあらゆるものを奪う。

【ネタ話の解説】

「睡眠不足」の危険性は、広く知られています。

しかし、「睡眠不足の解消」は、なかなか難しいですよね。

最近は、テレビだけでなくスマホが普及し、24時間好きな時に好きな情報を得ることができるため、「睡眠時間の確保」は、さらに難しくなっています

テクノロジーは、急速に進化していますが、僕たち人間の基本的な構造は変わっていません。

やはり、「睡眠時間」の大切さは、これまでと変わらないのです。

では、「睡眠不足になることでどのような影響が出るのか?」ということが気になりますよね。

「外見的な魅力度が減少する」なんて「見た目」への影響もありますが、もっと深刻なのは、

「ネガティブ思考になる。」

ということでしょう。

あなたも経験があるかもしれませんが、「睡眠不足」になると、

「ちょっとしたことでイラっとする。」
「ちょっとしたことで、気分が落ち込む。」
「ちょっとたことが不安で仕方がない。」

なんてことは、分かりやすい負の影響ですよね。

このように「ネガティブ」にとらわれやすくなるのは、もちろん「脳」の影響です。

カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカーの研究によると、

「睡眠不足になり、脳の偏桃体という部位がより反応しやすくなる。」

ということが確認されています。

「偏桃体」というのは、人間の「不安」とか「恐怖」の感情を司る部位のこと。

「睡眠不足」になると、

「正常の睡眠時間の人に比べて偏桃体の反応が60%も高まる。」

ということですから、ありとあらゆることに対して「ネガティブ反応」になってしまっても仕方がないでしょう。

しかし、この「ネガティブ反応」は、あなたの「能力」を下げるだけでなく、

「人間関係も破壊する。」

という、取り返しのつかないことにつながるかもしれないのです。

やはり、「不機嫌な人には、近づきたくない」ですものね。

ぜひとも、十分な「睡眠時間」を確保して、充実した「学校生活」を過ごしましょう。

🔽ちなみに11日間も寝なかった人がどうなったか知っていますか?こちらにまとめました。

✅⑥「ねばり強さ」は、ちょっとしたことで分かる。

【ネタ話の解説】

「占い師」や「メンタリスト」でなくとも、興味をもって人とかかわることで、ちょっとした「考え方のくせ」を見分けることができるもの。

それもそのはず、ぼくたちは、

「考えていることが『行動』や『言動』になって表れている。」

のですから、当然でしょう。

余談ですが、「他者の本当の考えを見分ける方法」を知っていますか?

人間は、おもしろいもので「『主張』していることと『行動』が伴っていない」なんて矛盾におちいることがあります。

この矛盾した状態は、まさに、

「『言っていること』と『考えていること』が食い違った状態」

なのです。

ということは、「他者の本当の考え方を見抜くには、次の3ポイントをチェックすること」が大切です。

①その人の「言葉」をチェック
②その人の「行動」をチェック
③その人が「喜ぶこと」をチェック

この3つのポイントが全て一貫していれば、その人は、「自分の理念に基づいて生きている人」と言えます。

余談が長くなってしまいました。

ここでの本題は、「ねばり強い人の見分け方」をご紹介します。

経済学者のマイケル・ハウスマンは、「顧客サービス係の勤務が『長く続く人』と『すぐに辞める人』の違いを見分けられないか。」と調査しました。

銀行や航空会社、携帯電話会社でお客さんの「電話対応」をする従業員、3万人以上のデータを基に調べたところ、

「パソコンのブラウザを調べることで見分けられる。」

ということに気づきました。

結果をまとめると、

「ブラウザに『ファイアフォックス』や『クローム』を使っていた従業員は、『インターネットエクスプローラー』や『サファリ』を使っている人よりも、15%も長く勤務していた。」

ということが分かったのです。

これだけだと、分かりずらいので言い換えると、

「ブラウザを『インターネットエクスプローラー』や『サファリ』のような『与えられたものをそのまま使う人』より、『ファイアフォックス』や『クローム』といった、『自分なりにもっとよいものを探して使った人』の方が仕事を続ける傾向にある。」

ということなのです。

この調査から示唆されることを「ねばり強さ」につなげると、

「『与えられたものをそのまま使う人』よりも、『自分なりにアレンジしてよりよい状態にしようとする人』の方が、より『ねばり強い』と言える。」

でしょう。

これは、パソコンのブラウザに限ったことではありません。

日常生活、「勉強に対する心がまえ」として、

「与えられた課題でも『自分なりにおもしろくしよう!』という気持ちで取り組むことができる人は、まさに『ねばり強い人』」

でしょう。

「自分のちょっとした心がけ」で、「ねばり強さ」を高めていきましょう。

✅⑦子ども時代の「読書」が、大発明につながる。

【ネタ話の解説】

国語の授業で必ず通る道が「読書」ですよね。

・お気に入りの本を紹介し合う。
・おすすめの本の要約を書く。
・同じ著者の作品を数冊読んでみる。

などなど、高学年になればなるほど「本の読み方」もむずかしくなってきます。

もちろん、普段から読書に親しんでいる子どもにとってみれば、願ったりかなったりであり、楽しく学ぶことができるでしょう。しかし、困ってしまうのは「本?全然読まないけど…」という子どもたち。

あなたのクラスにもたくさんいるのではないでしょうか。

そのような子どもたちに少しでも「読書熱」を高めてもらうため、こんな話を紹介してみてはいかがでしょう。

「ハリー・ポッターを読んだ子どもは、自分との違いを受け入れてだれともでも優しく接することができる。」

という調査結果があるのです。

「本は心の栄養」と言われますが、やはり「本の内容に影響される」ということは実際にあり得るのです。

”ハリーが純血の魔法使いでない”という理由で、周囲から差別的な扱いを受ける様子に感情移入することで、実際の生活態度が向上するのですから読書の効果がどれだけ有用なのかが感じられます。

また、合わせて話をしてあげたい内容として、

「本を通して独創的な話に触れると、創造力が高くなる。」

という効果もあるのです。

ある実験では、

「1810年から1850年までの間に、ユニークな目標達成を題材とした子ども向けの物語が66%増えると、その物語を読んだ子どもたちが大人になった1850年から1890年にかけて、特許査定率が7倍になった。」

と、報告されています。

このような調査から分かるように、

「子どもの頃に独創的な物語に触れて育った子どもたちが大人になったとき、新しいものを創造する。」

ということが示唆されたのです。

世の中を変える大発明は、「天からアイデアが降ってくる」のではなく、「読書を通してふくらませた想像力」がきっかけとなっている可能性があるのです。

参考文献】📚ORIGINALS

ちなみに、「教師ネタ話」の多数提供してくれるアダム・グラントの本、全てが「Audible」で聴き放題でございます。

まとめ。

「教師」は、「話をする仕事」でもあります。

しかし、「教師」だからといって、常に「おもしろい話」、「ためになる話」ができる訳ではありません。

しかし、子どもたちからしてみれば、「おもしろい話」や「ためになる話」をしてもらった方が良いに決まっています。

そんな子どものニーズに応えるためにも、「鉄板ネタ話」をいくつかもっていることは、「教師としての処世術」であるといえるでしょう。

ぜひとも、本記事をきっかけとして興味・関心を広げ、子どもたちの「耳」だけでなく「心」を惹きつけるような話を提供してあげてくださいね。

🔽「教師」の「話し方」について知りたい方は、こちらもどうぞ。

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